『仮面ライダーゼロワン』OP初披露もヒロイン“闇堕ち”伏線にファン不安視の画像
画像は『仮面ライダーゼロワン』公式サイトより

 9月15日に放送された『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)で、これまで流れなかったオープニング映像が初披露された。ヒロインの涙や、敵役の仮面ライダーの登場などさまざまなシーンがあり、視聴者の間で大きな話題を集めた。

 同作の舞台は人工知能搭載の人型ロボット・ヒューマギアが街を行き交う近未来。ヒューマギアを開発した“飛電インテリジェンス”の社長に就任した主人公・或人(高橋文哉/18)は、手に入れた仮面ライダーゼロワンの力を使い、善良なヒューマギアを暴走させて人類滅亡を企むテロリスト「滅亡迅雷.net」と戦っていく。

 主題歌「REAL×EYEZ(リアライズ)」を担当するのは、LUNA SEAのベーシスト・J(ジェイ)と西川貴教のコラボレーション・ユニット「J×Takanori Nishikawa」。オープニング映像はまだ登場していない他の仮面ライダーも姿を見せ、疾走感のある映像に仕立てられていた。

 ネット上でも、「ゼロワンのアクションシーンがめちゃくちゃカッコいい……」「なんとなくダークな雰囲気も持ち合わせたオシャレ度の高いオープニング」「映像と音楽の雰囲気がベストマッチ! 西川さんの声はやっぱり美しい」と好評を集めた。

 またオープニングでは、或人に付き従う秘書型AIアシスタントのヒューマギア・イズ(鶴嶋乃愛/18)がヒューマギアの暴走時に現れる赤い目になった姿や涙を流すシーンも映し出されていた。これに対してファンの間では、「え? イズちゃん闇堕ちフラグ?」「やめてくれ! イズちゃんだけは助けてくれ!」「オープニング映像イズちゃん関連の不穏なシーンが多くて心配になる。イズちゃんはヒューマギアの良心なのに……」と今後の展開を考察する声もあった。

「今シリーズでは、人の役に立つために生まれたヒューマギアが人の手によって“悪”に変えられるという無慈悲な展開が大きな注目を集めていました。悪いのはロボットではなくいつだって人間、というメッセージ性の強いテーマに、子どもだけでなく多くの大人も引きつけられています。主人公に道を示してきたイズがどのように物語に絡んでくるのかが、これからの重要なポイントになっていきそうです」(テレビ誌ライター)

 ヒューマギアと人の関係はどのように変化していくのか、今後の展開にも注目していきたい。