『映像研には』乃木坂46“意外”起用も原作者ニンマリ!? ファン「やられた」の画像
画像はアニメ『映像研には手を出すな!』公式サイトより

『月刊!スピリッツ』(小学館)で連載中の、大童澄瞳氏による漫画『映像研には手を出すな!』が実写映画化されることが10月15日に発表された。主人公の浅草みどりを務めるのは、乃木坂46齋藤飛鳥(21)。ほか、映像研のメンバーである水崎ツバメを山下美月(20)、金森さやかを梅澤美波(20)が演じる。

 ことあるごとに妄想を繰り広げる変わり者の主人公をはじめ、個性的なキャラが登場する同作に、乃木坂メンバーがキャスティングされたことに、ネット上では「意外すぎる」「全然イメージが違う」「映像研も乃木坂も好きだけど、使ってる脳が違うので時空が歪む」といった声が上がった。

 原作は大童澄瞳氏による同名コミックで、アニメーション制作を志す3人の女子高校生の青春物語。「マンガ大賞2018」にもノミネートされ、2020年1月には湯浅政明監督によりNHKでテレビアニメが放送されることも決定している。

 齋藤飛鳥主演での実写映画化の発表にファンが騒然とする中、原作者の大童氏は自身のツイッターを更新。「映像研VS乃木坂という世紀のバトルみたくない? ワシは観たい!!!!! ワハハハハハハ!!!!!!!! 大人の事情? そんなもんあるか!! というか作者がワシやぞ、大人の事情なんかあっても突っぱねるわい!!!! 漫画とアニメと実写と三者三様この開き、今までにない。これは何が出来ても面白すぎる!」とコメント。また、「原作の絵とイメージが違う? 何を言ってるんだ原作でも同じキャラがこの開きだぞちゃんとしろ読者」と、作中でキャラが大きくデフォルメされた絵を並べ、実写化への期待をにじませた。

 “意外”という声が多く挙がっている今回のキャスティングだが、大童氏は以前から乃木坂46の起用を匂わせるようなツイートを多数投稿していた。2月7日には「映像研の実写化はアイドルグループ起用にしような」とツイート。また10月13日には台風対策とみられるポリタンクの写真を投稿し「使わずに済んだ」とツイートしていたが、その写真の背景には齋藤、山下、梅澤それぞれの名前が入ったライブグッズのマフラータオルが写り込んでいた。さらに、情報解禁直前である15日未明には「録画しとった乃木坂工事中みよ」とツイートしていた。

 こうした原作者による数々のヒントにもファンはまったく気づかなかったようで、乃木坂ファンからも「やられたわ」という声が続出。「原作者のこのスタンスがエンタメとして最高なので絶対見に行こ」「原作者のキャラがめちゃくちゃ面白い、見るしかないわ」「すごい映画になりそう」といったコメントが上がった。

 実写映画は2020年初夏に公開予定。監督は2017年に公開された映画『あさひなぐ』で乃木坂46メンバーとタッグを組んだ英勉氏が務める。