陳内将(左)生駒里奈(中)矢部昌暉
陳内将(左)生駒里奈(中)矢部昌暉
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 白泉社『花とゆめ』で2009年より連載スタートし、既刊30巻がシリーズ累計770万部を突破した草凪みずほ氏による人気大河ファンタジー漫画『暁のヨナ』。同作を原作とした舞台シリーズ第3弾『暁のヨナ~烽火(ほうか)の祈り編~』が、11月16日よりEXシアター六本木にて上演される。

 同作は謀反により王都を追われた王女・ヨナが、不思議な力を持つ仲間たちとともに過酷な運命を生き抜く物語。流浪の主人公・ヨナを演じるのは元乃木坂46生駒里奈。ヨナの専属護衛を務める武人・ハクを演じるのはダンスロックバンド「DISH//」の矢部昌暉。ヨナの父である国王を暗殺したヨナの幼馴染のスウォン役を、MANKAI STAGE『A3!』など多くの舞台に出演する陳内将が務める。

 前作に続き出演する3人に、上演前の意気込みをうかがった。

ーー稽古中の貴重なお時間ありがとうございます。1年ぶりの『暁のヨナ』となりますが、今のお気持ちは?

生駒:昨日、通し稽古をやったんですが、まだまだいろいろ改善していったり面白くできるところがたくさんありそうだと思いました。私自身としては、前回よりも“いろんなことが見えてるな”って感じたんですが、とはいえ、まだ日にちもあります。これからどんどんいいものにしたいと思って毎日挑んでます。

矢部:続編に同じ役で出させてもらえるなんて、すごくうれしいです。やるからには前回を超える、もっとパワーアップした部分を見せていきたい。ハクの成長だけでなく、自分自身の成長も見せられたらって思ってますね。

ーー前回の『暁のヨナ~緋色の宿命編~』で矢部さんは初めて殺陣に挑戦されたそうですが、アクションについてはいかがでしょうか?

矢部:僕の使ってる武器の大刀(だいとう)はやっぱり、扱うのが難しいんですよね。ハクは強い役なので余裕に見せなきゃいけないんですけど、すごく重いので、振り回すときもやっぱりまだ必死になっちゃってるなって……。

陳内:ほんっとに重いもんね!

生駒:重いよね~

矢部:振り回すには重くって。もうちょっと軽くしてもらいたいな、っていう思いはちょっとあります…(笑)

生駒・陳内:(笑)

ーー陳内さんの今の意気込みは?

陳内:前よりも、今回は通し(稽古)をやるのが少し早かったんだよね?

生駒:早かったですね

陳内:だから、早い段階での通しだったので、まだ緻密に作れていない部分はあるものの、おおまかな流れとかを全員と共有できたんです。みんなでよくしたいなっていう気持ちが全員に芽生えたので、早い段階でやらせてもらえたのが(今回の)強みかなって思いました。

 ただ、実は2人と同じシーンというのが今回そんなにないんですよ……。見て、見られて、ばっかりなんだよね。2人とおんなじ空間にいられなくて、すごい寂しんですよ……。なんだろ、自分(スウォン)が国王を殺さなければこんなことにならなかったのにって思いながら頑張ってます(笑)

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