■見どころは「矢部昌暉のアフターライブ」

ーー今回、原作漫画の8巻から13巻の物語が描かれるそうですが、それぞれのキャラとしての見どころはどういったところでしょう?

生駒:お話的に、ヨナが一段階成長していて、「強くならなきゃ」「みんなを守らなきゃ」ってもがいている部分なんです。でも、ヨナひとりでは強さってものは足りないんです。みんなの心をヨナがどうやって動かすかを見てほしいですね。

矢部:前回は戦って、がなってってばかりで、“強くてかっこいいハク”って感じだったと思うんです。でも今回はそれだけじゃない。戦う場面はあるんですが、ヨナに対する思いやスウォンに対する思いとか、それぞれへの感情を詰めていって、より人間らしいハクが見せられたらと思ってます。

ーー陳内さんはどうでしょう?

陳内:「矢部昌暉のアフターライブ」ですね。(※11月19日公演限定)

矢部:ははは!

生駒:やっぱりカッコよかったよ(笑)

陳内:俺も一緒に出たいもん(笑)

矢部:出てくださいよ~、あれめっちゃ緊張するんですよ……。

陳内:(笑)。あとはそうですね。今回はスウォンの二面性を出したいですね。彼のポワポワした部分と、王としての怖さのギャップを見せられたらって思ってます。

生駒陳内さんの芝居はやっぱり面白いですよ。

陳内:面白い?

生駒:面白い! 今回の舞台で一緒になるシーンはないんですけど、昨日の通しで見ていたら「スウォンめちゃくちゃいいな~、面白いな~」って。

陳内:「ふざけてるな~」って?

生駒:そうそう、ヨナはふざけられないから「いろいろやってる! いいな~」って(笑)。そう思わせてくれる役者さんだなって思いますね。私はやっぱり女性なので、あまり参考にならないだろうから、ミルクボーイたちにはいつも「陳内さんの声の出し方とかを見ておいてね」って言ってますね。

陳内:こんなに褒められていいのかな。僕は明日死ぬんじゃ……。

ーー最後にW主演の2人から読者の方にメッセージを。

生駒:今回は続編なので、物語の続きを楽しみに見に来てくれる方が多いと思いますが、初めて見る方にも見どころ満載な内容になっています。ぜひ劇場へお越しください。お待ちしております。

矢部:この舞台は女性も男性も楽しめる作品になっています。面白いシーンがあると思えば、その次にはグッとくるシーンがあったりと、いろんなドラマが詰まった作品になってます。ぜひ楽しんでいただければと思います!

■舞台『暁のヨナ~烽火の祈り編~』
日程:2019年11月16日(土)~11月23日(土)
劇場:EXシアター六本木

原作:草凪みずほ(白泉社「花とゆめ」連載中)
脚本:早川康介
演出:大関真

出演者:
生駒里奈 ヨナ役
矢部昌暉(DISH//) ハク役

塩崎太智(M!LK)キジャ役
曽野舜太(M!LK)シンア役
山中柔太朗(M!LK)ジェハ役
堀海登 ゼノ役
熊谷魁人 ユン役

山田ジェームス武 キョウガ役
釣本南 テジュン役
瀬戸祐介 グンテ役
本西彩希帆(劇団4ドル50セント) ユウノ役

武智健二 スジン役
寿里 ハザラ役

陳内将 スウォン役

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