花澤香菜はキルリア、飯豊まりえはチコリータ!松本梨香のたとえに「大事に育てます!」の画像
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 11月17日から放送開始となるテレビアニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系)の先行上映イベントが15日に都内で行われ、サトシ役の声優・松本梨香、コハル役の声優・花澤香菜、アニメ公式サポーターの女優・飯豊まりえ(21)が登壇。応援ゲストとしてかけつけたピカチュウとヒバニーとともに会場に集まったファンを喜ばせた。

 今回の新シリーズは、1997年に初めてアニメ化されたときと同じ『ポケットモンスター』というタイトルがつけられており、原点回帰をテーマとした作品。これまでに登場したすべての地方が舞台となり、主人公のサトシがもう一人の主人公・ゴウ(CV:山下大輝)とともにさまざまなポケモンと出会っていく。放送にさきがけて上映された第1話「ピカチュウ誕生!」は、1997年のアニメ第1話でサトシがピカチュウと出会うよりも数年前のエピソードで、ピカチュウが野生のモンスターだった頃の姿が描かれた。

 舞台あいさつに登場した松本は、新シリーズの見どころについて、「これからどうなるんだろうって、ファンのみんなと同じ気持ちでいる。今回は2人の主人公で、ゴウが参加する。今まではグループの旅でしたが、今度は2人で動いていく。これはどうなるのかなと、めちゃめちゃ楽しみです」と興奮を伝えると、「いろんな新しい物語がはじまるうえで、自分はサトシを通じていろいろなことを学べる。責任感がまた強くなりました」と意気込みを語った。

 今作でゴウの幼なじみのコハルを演じる花澤は、子どもの頃からポケモンファンだったようで、「オーディションで決まったっていうお知らせをですね、忘れもしない! 日比谷の交差点で聞いたんですけど、信号待ちをしながらスマホを開いて、“やったー!”って言っちゃうぐらい。生きててよかったって思いました」とオーディション合格の瞬間の様子を告白。「ずっと小さい頃から見てて、サトシと一緒に育ってきたので、声優やっていて良かったな~って思いました」と笑顔を見せた。

 飯豊も、花澤と同じく子どもの頃からのポケモンファンのようで、「ポケモンを見て育ったんです。松本さんにお会いできて夢のようで……今フワフワしてます」と大興奮。「そんな自分がポケモン役で出られるなんて、あの頃の私にタイムスリップして教えてあげたい。夢のようなお仕事でした」と喜びを伝えた。

 アニメ公式サポーターを務めるだけでなく、第1話ではガルーラの子ども役を演じる飯豊。「神様のような存在」とたとえる大先輩の松本から「どんな感じ? ちょっとやってみて」と振られると、照れながらも「ガ……ガル~!」とアフレコを再現。会場から大きな拍手を集めた。

 またイベントでは、「登壇者をポケモンにたとえるなら?」という話題に。松本は花澤について「これはもうね、キルリア!」と即答。会場からも「おお~」という声が上がると、「でしょ!? スタジオに入ってきて“すん”ってしてるのを見て、“キルリアがいる!”って思ったんですよ」と説明。花澤は「そんなしなやかじゃないけど、うれしいです!」とコメントした。

 また飯豊について松本は「チコリータ!」と全体的な雰囲気と甘え上手な性格がそっくりと断言。「ちょっとやってみて?」とまたもリクエストし、飯豊が「チコ? チコ~」とアドリブで声を出すと、松本は「はにかんでるところがかわいい」と絶賛。飯豊は「絶対(チコリータを)ゲットして、もう大事に育てます!」とコメントした。

■「ポケットモンスター」クレジット情報

原案:田尻智/増田順一/杉森建
総監督:冨安大貴 監督:小平麻紀
クリエイティブスーパーバイザー:湯山邦彦
シリーズコンストラクション:米村正二
キャラクターデザイン:安田周平

脚本:吉田玲子/米村正二/赤尾でこ/藤咲淳一/土屋理敬/待田堂子/宮田由佳/松井亜弥/冨岡淳広/面出明美ほか (執筆順)
音響監督:三間雅文 音楽:林ゆうき

アニメーション制作:OLM
製作:テレビ東京/MEDIANET/ShoPro
© Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku © Pokémon

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