『仮面ライダーゼロワン』“俳優・大和田伸也”の芝居論が激アツ!「本人役の意味分かった」の画像
画像はテレビ朝日系『仮面ライダーゼロワン』公式サイトより

 11月16日に放送された『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)第11話「カメラを止めるな、アイツを止めろ!」に前回に引き続き俳優・大和田伸也(72)が本人役として登場。作中で芝居について熱く語るシーンがあった。

 AI搭載型の人型ロボット・ヒューマギアが、人間と同じように生活する近未来を舞台とした本作。主人公でヒューマギア開発会社社長の飛電或人(高橋文哉/18)は、ヒューマギアを暴走させて人類滅亡を企むテロリスト“滅亡迅雷.net”と熾烈な戦いを繰り広げていた。

 前回の第10話では、飛電インテリジェンスが俳優型ヒューマギア・エンジ(崎本大海/33)を主演にドラマを制作する模様が描かれた。だが共演として迎えられたベテラン俳優の大和田伸也(大和田)は、「ヒューマギアに演技ができるのか」とエンジの演技力やアドリブ対応力に疑問を抱き、最終的には降板するとまで言い出してしまう。そして今回の第11話は、ドラマ制作プロジェクトからの降板を訴える大和田を、或人が懸命に説得するところからスタートした。

 そもそも、飛電インテリジェンスが「会社のイメージアップ」のためにドラマプロジェクトを始動したという理由が納得できないという大和田。大和田は「私はね、見た人が本当に楽しめるドラマをやりたいんだ!」と切り出し、エンジの芝居に「人間の厚みを感じない」と訴える。続けて「芝居ってのはね、人間と人間のぶつかり合いなんだ。所詮ヒューマギアは機械だろ、それらしい演技を小手先でされても、それは芝居じゃない」と胸の内に秘めた思いを告白。さらに大和田は、「芝居ってのは人間の厚みが出るもんだ!」と或人に熱く語るのだった。

 役としての大和田が“芝居に対する情熱”を語ったシーンに、「さすが”本人役”だけあって説得力がある」「俳優・大和田伸也を起用した意味がやっと分かった」「こりゃ大和田さん言えないセリフだ」といったコメントがネット上に続出。「子どもはポカーンではないか」「日曜朝と思えないぐらい言葉に厚みありすぎる」「これって本心なのかな?ってくらい現実的。とても演技とは思えない」といった声が上がった。

大後寿々花、美山加恋など毎回ゲストの好演が続いているゼロワン。今回は大和田伸也だけでなく、エンジ役として出演した崎本大海の演技も好評でした。崎本といえば『仮面ライダー鎧武』で後に怪人化してしまう角居裕也というキャラを演じ、特撮ファンの間で人気を得た俳優です。今回久々の登場ということで、ネットでは“裕也だ!”“またマギア化しちゃうんじゃ……”といった声を集めていました。ただその実力はさすが。番組の公式ツイッターでも“本場ハリウッド仕込みの演技にホレボレ”とそのオーラを絶賛してましたね」(特撮ライター)

 骨太な人間ドラマを見せてくれる『仮面ライダーゼロワン』。次回第12話「アノ名探偵がやってきた」では探偵型ヒューマギアを中心にしたエピソードを放送する。