『ゲゲゲの鬼太郎』誰も救われない“激重エンド”に「深夜枠より重い…」
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 12月1日に、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ系)第83話「憎悪の連鎖 妖怪ほうこう」が放送された。誰も救われない無慈悲な内容が描かれ「深夜枠のアニメより重い」と話題を集めた。

 今回のエピソードでは、若者が“仮面の妖怪・ほうこう”に襲われ行方不明になる事件が発生。ねこ娘は現場に残されたスマホから、被害者全員が“クスノキ”の写真を撮っていたことを突き止める。このクスノキは、人気ミュージシャン・TAKUMIがSNSに投稿したことで話題になった1本の木。鬼太郎たちはさっそくクスノキが生えている場所へ向かってみたが、クスノキは既に伐採されたあとだった。

 すると鬼太郎たちのもとへ、クスノキを守ってきたという男性が。彼はほうこうが“クスノキの守り神”だと前置きし、SNSで写真を見た若者が押し寄せて近隣住民にも迷惑をかけるほど騒いだため木が伐採されたのだと説明。事実を知った鬼太郎はほうこうのもとへ説得に行き、ねこ娘は写真をアップした張本人・TAKUMIを探しに行く。

 ねこ娘がクスノキが伐採されたことを伝えると、TAKUMIは急いで木があった場所へと向かう。TAKUMIは伐採された木を見ると号泣し、クスノキが自分の心の支えで“感謝の気持ちを伝えるために写真をアップした”という事実を告白する。しかし時すでに遅し。鬼太郎の説得もむなしく、ほうこうは自分の住みかだったクスノキを奪われたことに腹を立て鬼太郎たちを攻撃。ほうこうの攻撃は近隣の住宅へと飛び火し、町は火の海にのまれていった。

 鬼太郎とねこ娘によって、ほうこうは返り討ちにあうが、とどめ差す一歩手前で、TAKUMIが「僕が間違っていたんだ!」と言ってほうこうをかばう。しかしほうこうは諦めた表情で、「切られた木が元に戻ることはない。われの居場所はもう……」と最後の言葉を残し、鬼太郎に倒されてしまうのだった。

 鬼太郎も本当はほうこうを攻撃したくはなかったようで、戦いが終わった後に落ち込んだ様子で帰っていく。ほうこう、鬼太郎、TAKUMIの全員が救われない状態で幕を閉じたエピソードに、視聴者からは「誰も救われない話、深夜枠より重い」「住処を奪ったのは人間なのに、ほうこうが倒されるのは悲しすぎる」「鬼太郎もほうこうが暴れる理由を分かっているはずだから、倒すのも辛かっただろね」「TAKUMIは凄く良い人間なのに可哀そう……」「6期の鬼太郎は渋い話が多いな!」といった声が続出した。

 アニメ公式ツイッターも番組放送後に「6期鬼太郎ならではのビターエンド…。」と投稿。だが次回、12月8日放送の第84話「外国人労働者チンさん」は今回とは違うテンションのエピソードとなるようで、次回は違います。また別方向に振り切りますヨ。」と予告した。はたしてどのようなエピソードとなるか、日曜朝をまた騒がせてくれそうだ。