永井豪『キューティーハニー』女性アイドル勢ぞろいで舞台化 元NMB48・上西恵ら、早着替え「全公演成功させたい!」の画像
舞台「Cutie Honey Emotional」より (C)永井豪/ダイナミック企画・舞台「Cutie Honey Emotional」製作委員会
全ての写真を見る

 2月6日より池袋・サンシャイン劇場で上演開始となった舞台『Cutie Honey Emotional』。上演に先がけ公開ゲネプロと取材会が行われ、主人公のキューティーハニー役を務める上西恵ら、ハニー役のメンバー5名が登場した。

 同作は漫画家・永井豪氏とダイナミックプロにより1973年に企画された漫画・アニメ作品を原作としたもの。今回、脚本・演出に松多壱岱(まつだ・いちだい)氏を迎え舞台化された。

 主演・キューティーハニー役は「NMB48」元メンバーの上西恵。その他、緑髪のジャンパーハニー役は「さくら学院」元メンバーの佐藤日向。ピンク髪のスイーツハニー役は「きゅい~ん’ズ」リーダーの西葉瑞希。紫髪のサイバーハニー役を「でんぱ組.inc」の“ぺろりん先生”こと鹿目凛。金髪のラブリーハニー役を「ふわふわ」メンバーの平塚日菜が務める。それぞれ違ったユニットに所属経験のある5人が、新生ハニーチームとして一致団結し、アクションや歌やダンスを披露する。

 この日、ゲネプロ前に行われた囲み取材ではハニーチームの5人が登場。体内に「空中元素固定装置」を内蔵した少女型のアンドロイド・如月ハニーがキューティーハニーとして、襲いかかる悪と戦うというストーリーで、セクシーな衣装や一糸まとわぬ姿になる変身シーンも人気だった『キューティハニー』。

 ハニー役の上西は、衣装について「ハートがたくさんついていて、しかも透けていたりセクシーなスーツになっています。ピタッとしていて体のラインが分かる衣装なので、そういうところも注目していただけたらいいなと思います」とアピール。早着替えシーンについても舞台で再現しているようで、メンバーから「ホントに過激だよね」という声が。それを受けて上西が「変身シーンはすごい楽しみにしてほしい」とコメントすると、ジャンパーハニー役の佐藤は「舞台の機巧とか、スモークを使っていて、(原作の)アニメーションに近い形で表現できていると思います」と意気込み。スイーツハニー役の西葉は、「なかなかの早着替えで、不安ではあるんですけど全公演成功させたいと思います!」と笑顔を見せた。

 今回の舞台『Cutie Honey Emotional』は休憩なしの1時間50分に及ぶ公演で、本編終了後にライブパートが設けられており、それぞれのキャストによるダンスと歌が披露される。ライブパートについて、鹿目が「パンサークローだったり、ブラックハニーだったり、それぞれチームごとに演出されています。世界観がまるで違うので、楽しんでもらえると思います」と見どころを語ると、平塚は「『キューティーハニー』といえばあの曲! っていう曲もあります。お客さまと一緒に楽しみたいです」と意気込んだ。

 主演の上西は囲み取材の最後に、「アクションシーンにダンスシーンに見どころたっぷりな舞台です。たくさんのファンがいらっしゃる作品ですが、原作ファンの方にも“エモい”って思ってもらえる作品になってると思います。ひとつの舞台でアイドル経験者が集まる作品は珍しいので、アイドル時代に経験してきたものを全員でパッと出したいです」とアピールした。

  1. 1
  2. 2