火の鳥×道後温泉コラボ企画につるの剛士参加、手塚治虫との縁「不思議でしょうがない」の画像
「FLOWERS BY NAKED 2020松山・道後NIGHT」より(左から)中川伸作さん、つるの剛士さん、手塚るみ子さん
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 2月7日、都内で行われた「FLOWERS BY NAKED 2020松山・道後NIGHT」のトークイベントに俳優のつるの剛士(44)が出席した。

 愛媛・松山の道後温泉が営業を続けながらの保存修理工事に入ったことに合わせ、昨年1月より手塚治虫氏のライフワークだった「火の鳥」とのさまざまなコラボでPRを行う「道後REBORNプロジェクト」が発足された。昨年4月27日から道後温泉本館では、クリエイティブカンパニー・ネイキッドによる、火の鳥をモチーフとした映像を投影するプロジェクションマッピング「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」がスタート。また、それに連動するオリジナルアニメーション「火の鳥“道後温泉編”」(全3作予定)も動画サイトで配信開始。火の鳥が道後温泉の数々の転換期に登場しながら、今の繁栄に導くストーリーが描かれ、2月1日より公開となった第2話「子規と漱石」で、つるの剛士が大国主(おおくにぬし)と伊佐庭如矢(いさにわゆきや)の声優を担当した。

 この日のイベントにはつるのの他、ネイキッドのジェネラルマネージャー・中川伸作さん、手塚プロダクション取締役で手塚治虫氏の長女・手塚るみ子さんが登壇。手塚さんは実際に現場を訪れた感動を来場客に伝えると、「インターネットでも現地の様子を見ることができますが、実際に現地に行くと感動もひとしお。通常、みなさまが見ている道後温泉本館に火の鳥のさまざまな装飾がされていて、この期間ならではの特別感が味わえます。さらに、つるのさんが声を担当されているアニメーションを見るコーナーがあったり、ARコンテンツが楽しめる仕掛けがあったりと、さまざまな企画が楽しめます」とアピール。

 続けて手塚さんが「何よりも素晴らしい」と語ったのは、本館全体を包み込むように覆うラッピングアート。手塚さんは「現地の高台に行って全景を見たんですが、巨大な火の鳥が道後温泉全体を包んでいるような、そういった錯覚を覚えました。本当に大きな装飾なので、天国にいる父・手塚治虫も上から眺めて喜んでいるんじゃないかなと思いました」と語った。

 声優としてプロジェクトに参加したつるのは、「道後温泉は普通の温泉街と違って、街の中にある、みなさまの生活の中に普通に溶け込んでいる温泉です。その道後温泉の歴史に刻まれるであろう一大プロジェクトに参加させていただき光栄。第2の故郷という思いで今後も訪れたいですね。たくさんの方に見ていただいて、歴史や魅力を味わいながら温泉につかっていただければと思います」と語った。

 つるのの叔父であるイラストレーターの鶴野久男氏はかつて虫プロに所属し手塚治虫氏と仕事をしていた時期がある。また、つるの自身も俳優としてかけだしだった10代後半の頃から手塚るみ子さんと面識があったそうで、「こんなかたちでお仕事をさせてもらえるとは夢にも思わなかった。不思議でしょうがないんですよ」とコメント。司会者から「これも火の鳥が運んだ縁ですかね」と振られると「間違いないです。これは火の鳥ですよ!」と手塚治虫との不思議な縁に笑顔を見せた。

 トークイベントの最後につるのは、「すごいプロジェクトに参加して改めて感動しています」とコメント。「“REBORN”は“再生”という意味ですが、これは“新生”だなと思いました。次の未来に向けて新しく次の作品が生まれているような気がするんです。道後温泉の長い歴史の中で、また新しくこうした作品が生まれて、次の100年後にまた新しい“REBORN”のプロジェクトがあったときに、今度は中川さんや僕や手塚さんがアニメの中に登場して、“こんな歴史があったんだよ”っていうアニメやプロジェクションマッピングが作られるかもしれない」と興奮気味に語り、中川氏から「未来編、作っちゃいます?」と提案されていた。

 道後温泉本館では、2月21日からプロジェクションマッピング第2弾「道後温泉×ネイキッド MESSAGE -子規と漱石-」がスタート。通常営業をしながら保存修理工事を行う「道後REBORNプロジェクト」がさらなる盛り上がりを見せそうだ。

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