おジャ魔女『魔女見習いをさがして』ビジュアル公開、1999年のどれみの姿に「エモすぎる」とファン歓喜

　１９９９年に第１期が放送されたテレビアニメ「おジャ魔女どれみ」のツイッターアカウントが３月１０日、５月１５日に公開される映画『魔女見習いをさがして』の本ビジュアルを解禁し、おジャ魔女ファンを喜ばせた。

　この日、アニメ『おジャ魔女どれみ』の２０周年を記念した公式アカウントは、「あの角を曲がったら、どれみたちに会えるかも？　新たなヒロインたちと旅へ出かけたくなる　マジカルな本ビジュアルが完成　おジャ魔女どれみと紡ぎだす、新たな魔法の物語」というコメントとともに、同作の２０周年記念作である『魔女見習いをさがして』の本ビジュアルを解禁した。

『魔女見習いをさがして』は、年齢も住んでいる場所も悩みも、何もかもが違う３人のヒロイン・ソラ、ミレ、レイカが、『おジャ魔女どれみ』ゆかりの地を巡る旅を通して、大人になって見失ってしまったそれぞれの大切なものを探していくという、大人のための新たな“魔法”の物語。

　声優を務めるのは、教員志望の大学生・長瀬ソラ役に森川葵（２４）、職場になじめず葛藤する帰国子女の会社員・吉月ミレ役に松井玲奈（２８）、広島の尾道でアルバイトをして進学費用を貯めている川谷レイカ役に百田夏菜子（２５）。さらに追加キャストとして俳優の三浦翔平（３１）、声優の石田彰、俳優の浜野謙太（３８）の三人も発表され、注目を集めている。

　今回解禁されたビジュアルは、ヒロインたちが会話をしながら歩いている背景にひっそりとおジャ魔女たちが集まっており、本編の雰囲気を感じさせる一枚。ファンも「おジャ魔女永遠であれ～」「どれみちゃんたちいる！」「どれみちゃんたちが大人になってなくてエモい」と興奮を抑えきれない様子だ。

「解禁されたビジュアルでは、店の看板に第一期放送が始まった年である『１９９９』という数字や、プルーストの『失われた時を求めて』の原題の一部“Ａ ｌａ ｒｅｃｈｅｒｃｈｅ……”という文字が細かく書かれています。本ビジュアルのどれみは当時の小学生の姿のままですし、“失ってしまったものを探しにいく”という、映画のテーマが込められたエモいポスターだと話題になってますね」（アニメ誌ライター）

　すでに映画館でも公開されている特報では、ラストにどれみの「ハッピーラッキーみんなにとーどけ！」というおなじみのセリフも流れており、当時のファンから「早く見たい」「これを楽しみに生きる」という声が相次いでいる。