2位は『盾の勇者の成り上がり』、1位は…? 電子コミック売り上げランキング(7月20日-26日)の画像
画像は『盾の勇者の成り上がり』(KADOKAWA)第16巻・書影より
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 例年なら夏休みに突入する時期だが、コロナ禍の影響で夏季休暇が短縮になる地域が続出。そんな先週にはどのようなコミックが多く読まれたのか、漫画・電子書籍サイト「ebookjapan」提供の7月20日から26日までの電子コミック売り上げランキングをご紹介。

 第3位にランクインしたのは、ミユキ蜜蜂氏による少女漫画『なまいきざかり』。雑誌『花とゆめ』(白泉社)で連載中の人気コミックで、バスケ部を舞台にした恋愛ストーリー。高校のバスケ部のマネージャーだった町田由希は、当時のキャプテンに片思いしていたが失恋。それを知った生意気な後輩の成瀬翔が積極的にアプローチをかけ、由希もそんなひたむきな彼に次第に心を引かれていく。その最新巻では、20歳の誕生日を迎えた由希がお酒を飲んで酔っ払う場面が描かれている。

 第2位は『盾の勇者の成り上がり』の16巻がランクイン。同作はアネコユサギ氏による人気ラノベのコミカライズ作品で、2019年にアニメ化。さらに第2期、3期シリーズのアニメ製作も発表されている人気作だ。「盾の勇者」として異世界に召喚された岩谷尚文だったが、ほかの勇者とはまったく異なる理不尽な冷遇を受ける。それでも自分の力で頼りになる仲間を集めて強大な敵を打ち破り、絶望の淵から成り上がって行く尚文の様子が描かれている。

 ちなみにお笑い芸人の有吉弘行(46)も『盾の勇者の成り上がり』のアニメにハマったことを自身のSNSで報告していた。

 そして第1位に輝いたのは、山田金鉄氏の『あせとせっけん』だった。化粧品&バス用品メーカーに務める“重度汗っかき”がコンプレックスのOL・八重島麻子が主人公。商品開発部のエリート社員・名取香太郎は常人離れした嗅覚の持ち主で、とくに麻子の匂いに執着する「匂いフェチ」。新商品開発のために匂いを嗅がれることになった麻子は、最初は困惑しながらも自分を必要としてくれる香太郎に次第に引かれていく……という物語だ。

 同作は、ブレイクを期待するさまざまな漫画ランキングで上位に支持され、8巻発売時で累計売り上げは200万部を突破。今後さらに伸びそうな作品として、多くの漫画ファンから注目を集めている作品でもある。

■電子コミック売り上げランキング(7月20日~26日)

1位 「あせとせっけん (8)」(講談社) 著:山田金鉄
2位 「盾の勇者の成り上がり (16)」(KADOKAWA) 著者:藍屋球 原作:アネコユサギ キャラクター原案:弥南せいら
3位 「なまいきざかり。 (19)」(白泉社) 著:ミユキ蜜蜂
4位 「素敵な彼氏 (13)」(集英社) 著:河原和音
5位 「1122 (7)」(講談社) 著:渡辺ペコ
6位 「薔薇色ノ約束 (7)」(小学館) 著:宮坂香帆
7位 「Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ (3)」(オーバーラップ) 著:糸町秋音 原作:鬼ノ城ミヤ キャラクター原案:片桐
8位 「幼女戦記 (19)」(KADOKAWA) 漫画:東條チカ 原作:カルロ・ゼン キャラクター原案:篠月しのぶ
9位 「なめて、かじって、ときどき愛でて (10)」(小学館) 著:湯町深
10位 「僕の家においで Wedding (7)」(集英社) 著:優木なち

データ提供「ebookjapan」
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