飛影、ガオガイガー、京極真! 熱血からクールまで多彩に演じる声優・檜山修之の誕生日の画像
画像は檜山修之さんが主人公の声優を務めた『勇者王ガオガイガー』DVD 第1巻より
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 持ち前の“イケメンボイス”を武器に、数多くの大人気キャラクターたちへ魂を吹き込んできた声優の檜山修之さん。そんな檜山さんが8月25日に誕生日を迎え、ネット上では祝福の声が数多く寄せられています。檜山さんが演じるキャラクターは、闇を感じさせるクールな役から熱血キャラ、そして粘着質なオタクキャラまで多種多様。アニメのみならずゲームへの声当てや洋画の吹き替え、さらに歌手としてCDデビューも果たしています。マルチに活躍する声優を語る上で、檜山さんは忘れてはいけない存在と言っても過言ではないでしょう。

 今や芸歴も30年以上になる”元祖イケボ”声優の檜山さんの誕生日にちなんで、今回は檜山さんの演じた名キャラクターを紹介します。

■誰もが邪眼に憧れた!必殺技は“邪王炎殺黒龍波”

 まず紹介したいキャラクターは、テレビアニメ『幽☆遊☆白書』の飛影。『幽☆遊☆白書』は漫画家・冨樫義博氏の同名漫画を原作としたアニメで、1992年10月10日から1995年1月7日にわたって放送された作品。主人公の浦飯幽助が交通事故をきっかけに“霊界探偵”に抜擢され、さまざまな仲間と出会い、強敵に立ち向かっていく“THE少年漫画”といったストーリー。個性豊かなキャラクターたちと手に汗握る迫力のバトルシーンにより、令和の現在でも愛され続けている作品です。

 檜山さんが演じていた飛影は、第三の眼“邪眼”を身につけた魔界でも名をはせる盗賊という、メインキャラ4名のうちの一人。5歳にしてA級妖怪になったエリートで、最初は敵として登場したものの、主人公・幽助に敗れたことで味方として戦うこととなります。

 逆立った黒い髪と切れ上がった大きな三白眼が特徴的で、冷血非道かつクールな口調に“厨二心”をくすぐられた人も少なくないはず。また飛影の使う「邪王炎殺黒龍波」や「邪王炎殺剣」などの魔界の炎を用いた必殺技も、幼少期の少年たちを虜に。原作でもトップ人気のキャラクターで、アニメでの檜山さんの“イケボ”も相まって飛影は男女問わずファンの多いキャラクターへとのし上がりました。

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