「東京崩壊」「母親が食われる?」スーパーファミコン版『真・女神転生』発売から28年、名作シリーズの原点を振り返るの画像
スーパーファミコン『真・女神転生』(編集部撮影)
『真・女神転生』懐かしのゲーム画面

 10月29日に『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』が発売されました。17年ぶりの復活となる『真・女神転生III』の名前に懐かしさを覚える方や、これを機会に『真・女神転生』シリーズに触れてみようと思った方もいることでしょう。そして、この『真・女神転生III』のリマスター版の発売日の翌日は、シリーズ第1作目であるスーパーファミコン版『真・女神転生』(アトラス)が発売された日(1992年10月30日発売)でもあります。ファミコンで産声を上げた『女神転生』シリーズですが、ちょうど28年前の今日、スーパーファミコン版『真・女神転生』が新シリーズの第1弾ソフトとしてリリースされました。

スーパーファミコン『真・女神転生』タイトル画面

『真・女神転生』は、銀座や渋谷といった街や建築物内を探索する3Dダンジョンと、俯瞰視点で東京を移動できる2Dマップが組み合わさったRPG。そこにシリーズ伝統の悪魔と会話して“仲魔”にするシステムに深く関わる“属性”という概念が追加され、もう一人の主人公ともいえる悪魔をより奥深く表現できるようになりました。

 とはいえ基本的なシステムやシリーズのテイストは、個人的にはシリーズ最高傑作だと思っているファミコンの『デジタル・デビル物語 女神転生II』で、すでに確立。その完成度の高さは、このあとに発売されたナンバリングシリーズにとって「越えられない壁」のような存在になっているのではないか……と思えるぐらいです。

 とくに『女神転生II』の次の作品である『真・女神転生』は、前作からそのまま継承した部分が多い印象を受けますが、「前作を大きく超えた」と感じる部分もありました。それはリアルで平穏な日常から、突然「非日常に突き落とされる」怒涛のストーリー展開で、プレイしていて怖さすら感じるほどでした。

吉祥寺を再現したフィールドマップ。東京を舞台に繰り広げられる戦いはここから始まる
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