電気グルーヴ、公式HPが『鬼滅の刃』仕様に「時代が鬼に追いついた」の画像
画像は電気グルーヴの公式HPより

 11月17日、ピエール瀧(53)と 石野卓球(52)によるバンド・電気グルーヴの公式ホームページが、1日限定で大人気のアニメ『鬼滅の刃』仕様になり、多くのファンを驚かせた。

 11月17日は電気グルーヴが独自に設定した記念日「鬼日」(キビ)である。公式サイトによると、鬼日とは「1990年11月17日、イギリスのマンチェスターにて、メジャー・ファーストアルバム「FLASH PAPA」制作時、ピエール瀧が『カフェ・ド・鬼』のレコーディングにおいて『鬼』のフレーズを何度やってもOKが出ず、数十回にわたり延々と『鬼』と言わなければいけなかったエピソードに由来する。それ以降、瀧が『今まで生きてきた人生の中で最も“鬼”という言葉を口にした日』」を由来として設定したようで、今年で31回目となる。

 毎年鬼日には1日限定でホームページが通常とは異なっており、今年は「鬼日」というロゴや、背景の市松模様が『鬼滅の刃』をイメージさせるものとなっていた。

 また電気グルーヴからのメッセージとして、「今年2020年、空前の社会現象となった鬼滅の刃。人類の歴史上最も“鬼”という単語をメディアなどで目にし、耳にし、日本人の生活にこれほどまで“鬼”が身近に存在したことがあったであろうか?」と世間の『鬼滅の刃』の人気に触れ、「時代が鬼に追いついた」と提言している。さらに、公式ホームページでは例年通り「鬼日」限定のサウンドも再生することができる。

 電気グルーヴと『鬼滅の刃』のコラボを早速確認したファンからは「便乗商法 いいぞもっとやれ!」「めっちゃ笑った」「さすが! 最高です」「鬼滅の刃ロゴをパクるあたりにセンスを感じる」と、ユーモアにあふれた電気グルーヴの便乗商法を絶賛。各々がツイッターで「鬼日」を楽しんでいたようだ。メンバーの石野も、この日自身のツイッターには「今日、11/17は鬼日。特にイベントとかがあるわけでも無い」としながらも、メンバーとファンにとっての「鬼日」は正月のように盛り上がるもののようだ。

 現在上映中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は公開から31日で観客動員1750万5285人、興行収入233億4929万1050円を記録している。