「TVアニメ版ではなかった一人の女の子としてのアスナが描かれている」(戸松遥)『劇場版SAO プログレッシブ』舞台挨拶にキャスト・主題歌担当LiSAが登壇の画像
『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』初日舞台挨拶の様子。写真左から河野亜矢子監督、戸松遥、松岡禎丞、水瀬いのり、LiSA
全ての写真を見る


『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』が公開を迎え、初日舞台挨拶として、戸松遥、松岡禎丞、水瀬いのり、河野亜矢子監督、さらに主題歌を担当するLiSAが登壇した。

次世代VRMMORPG《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた物語は、2009年4月原作小説第1巻発売以来高い人気を誇り、2021年現在、全世界での累計発行部数は2,600万部を超える大ヒットとなっている。そして今作は、原作者・川原礫(れき)がアスナ視点で描く新たな《アインクラッド》編となる。

「戦闘シーンも迫力満点で、アトラクションのよう」(戸松)

本作の初日舞台挨拶が開かれ、アスナ役の戸松遥、キリト役の松岡禎丞、ミト役の水瀬いのり、河野亜矢子監督、そして主題歌を担当したLiSAが登壇した(以下、戸松、松岡、水瀬、河野監督、LiSA)。
まずはこの日、無事に公開を迎えたことについて河野監督が、「無事公開日にたどり着けました。シリーズをいつも観てくださってる方には“お久しぶり”という思いと、初めて《SAO》を観る方には“初めまして”という思いです」と挨拶。戸松は、「自信をもって間違いなく楽しんでいただけると思うので、皆さんの感想が楽しみです!」、松岡は「あっという間にこの日が来たなという気持ちです」、水瀬は「ミトの存在が新しい刺激になってもらえると嬉しいです」、LiSAは「私自身もここに帰ってきた感じがしています」と一同喜びを見せた。

本作で注目してほしいシーンについて聞かれると、戸松は「本作ではアスナがどういう経緯で《SAO》に入ったのかが描かれていて、TVアニメ版ではなかった“結城明日奈”として描かれているアスナにも注目してほしいです。そして《SAO》といえば戦いのシーン! アニメーションと音の素晴らしさで、アトラクションのように楽しめると思います」とコメント。松岡は、声色を変えて「この圧倒的世界観の!!」と、とある有名俳優のモノマネを披露しながら壮大さをアピールした。水瀬は、「ミトのゲーム内のアバターにぜひ注目ください!」と今回新たなキャラクター・ミトの注目ポイントを明かし、それに続けて松岡は「声優さんにも注目です」とコメントした。

また、TVアニメ1期より9年、《SAO》シリーズの楽曲を担当し、本作でも主題歌「往け」を担当したLiSAは、「脚本を読ませていただいて、TVアニメでは最初から強いアスナでしたが、今回はアスナの弱さも一緒にみせてもらったので、その部分も歌詞に載せました。《SAO》は私にとって“家族”のような存在です」と、本シリーズを振り返りながら存在の大きさをあらためて語った。

最後に、水瀬は「原作好きな方は、オリジナルと聞くとざわざわしてしまうと思いますが、“ミト”というキャラクターをぜひ新しいキャラクターとして迎え入れてもらえたら嬉しいです」、松岡は「体感型アトラクションのような仕上がりになっていますので、ぜひ思う存分楽しんでいただきたいです」、そして戸松は「《SAO》を知らない方でも、ある種1話にあたる話なので、新鮮な気持ちで観てもらえると思います」と、これから本編を鑑賞する人々に向けて一言ずつコメント。最後は、登壇者によるお馴染みの「リンクスタート!」の掛け声で、イベントは締めくくられた。

 

<イベント概要>

『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』初日舞台挨拶
日時:10月30日(土)
◆会場:新宿バルト9 スクリーン9
◆登壇者:戸松遥、松岡禎丞、水瀬いのり、河野亜矢子監督、LiSA

 

<作品情報>
『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』

【STORY】

これは、《閃光》と《黒の剣士》が、その名で呼ばれる前の物語―

あの日、《ナーヴギア》を偶然被ってしまった《結城明日奈》は、本来ネットゲームとは無縁に生きる中学三年生の少女だった。ゲームマスターは告げた。《これはゲームであっても遊びではない。》ゲームの中での死は、そのまま現実の死につながっている。それを聞いた全プレイヤーが混乱し、ゲーム内は阿鼻叫喚が渦巻いた。そのうちの一人であったアスナだが、彼女は世界のルールも分からないまま頂の見えない鋼鉄の浮遊城《アインクラッド》の攻略へと踏み出す。

アスナに訪れる運命的な《出会い》。そして、《別れ》―。

《目の前の現実》に翻弄されるが、懸命に戦う彼女の前に現れたのは、孤高の剣士・キリトだった―。

 

【STAFF】

原作・ストーリー原案:川原 礫(「電撃文庫」刊) 

原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec

監督:河野亜矢子

キャラクターデザイン・総作画監督:戸谷賢都

アクションディレクター・モンスターデザイン:甲斐泰之

サブキャラクターデザイン:秋月 彩・石川智美・渡邊敬介

プロップデザイン:東島久志

美術監督:伊藤友沙

美術設定:平澤晃弘

色彩設計:中野尚美

撮影監督:大島由貴

CGディレクター:織田健吾・中島 宏

2Dワークス:宮原洋平・関 香織

編集:廣瀬清志

音楽:梶浦由記

音響監督:岩浪美和

音響効果:小山恭正

音響制作:ソニルード

プロデュース:EGG FIRM・ストレートエッジ

制作:A-1 Pictures

配給:アニプレックス

製作:SAO-P Project

 

【CAST】

キリト:松岡禎丞

アスナ / 結城明日奈:戸松 遥

ミト / 兎沢深澄:水瀬いのり

クライン:平田広明

エギル:安元洋貴

シリカ:日高里菜

ディアベル:檜山修之

キバオウ:関 智一

茅場晶彦:山寺宏一

 

【音楽】

「往け」 LiSA(SACRA MUSIC) 

作詞:LiSA /作曲:Ayase /編曲:江口 亮

 

■公式HP:https://sao-p.net/
■公式ツイッターアカウント:https://twitter.com/sao_anime
©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project

 

全ての写真を見る