3月13日に上演&配信(アーカイブ有)される「笑いのプロ×声の芝居のプロ」によるコメディ朗読劇「CONTELLING(コンテリング)『親の奢りで』」。本作で全8本のショートコントに挑戦するのは、梅原裕一郎、榎木淳弥、坂本千夏、関智一、日笠陽子、森久保祥太郎という錚々たる顔触れだが、一体どのように選ばれたのだろうか。金成雄文プロデューサー(ホリプロインターナショナル)へのインタビュー第2回では、各キャストの魅力について語ってもらった(全2回)

 

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榎木淳弥の遊び心ある芝居をコントにも

榎木淳弥

――本作のキャスティングについて、今回はお一人ずつ伺っていきたいと思います。まず梅原裕一郎さん。ご本人も役もクールなイメージが強い方なので、とても意外なお名前でした。

 

梅原さんはまず、あの魅力的な低音が欲しいなと。そしてアニメではクールな役が多いので、本作で違ったイメージを出せたら面白いなということで、お願いしました。実際に今日稽古してみたら「さすが!」でしたね。色々なバリエーションもきく方なので、観に来た方に「梅ちゃんってこういうのもできるんだ!」と驚いていただけると思いますよ。

 

――そして『呪術廻戦』虎杖悠仁役をはじめ、多くの作品のメインキャストとしてご活躍の榎木淳弥さん。

 

榎木さんはなんと言っても、真ん中が似合う方。王道の主人公で、熱血で、この声に真ん中に立ってほしいという思いでオファーしました。あとツッコミがとても似合いそうじゃないですか? ちょっとした間とか、食い気味の感じとか、遊び心のあるお芝居をされる方だなと思っていたんです。コントはやったことがないとおっしゃってましたが、きっとうまく遊んでくださるんじゃないかと楽しみにしてます。

 

何が起こるかわからないライブだからこそ、ベテランの力を

坂本千夏

――坂本千夏さんは『となりのトトロ』のメイ役、『少年アシベ』のアシベ役など、数え切れない代表作をお持ちのレジェンドです。

 

坂本さんは僕が小さい頃から大好きな声優さんで、今回熱望してご出演いただけました。色々なキャラクターを演じられてますが、坂本さん以外には出せない声をお持ちですよね。声を聴いただけで「この人!」とわかる方は声優さんの中でも限られると思いますが、その希有なお一人ではないでしょうか。出演してくださるかは全然わからなかったのですが、思い切ってご相談したら、すぐに快諾してくださいました。

 

関智一

――そして『のだめカンタービレ』の千秋役や『ドラえもん』のスネ夫役など、非常に幅広い役柄を演じていらっしゃる関智一さん。

 

関さんは“キングオブ手練れ”とでも言いますか(笑)、引き出しの数が尋常じゃない方ですよね。かっこいい役から遊び心のあるキャラクターまで演じていらっしゃる、その振り幅の広さがあればどんなコントにも対応してくださるだろうと、“頼れるアニキ”としてお願いさせていただきました。関さんは舞台でもご活躍されているので、やはりライブに強い方がいてくださると心強いなと。ただ「アドリブ30分されたら困るなぁ」といった怖さも少しあり……、パンドラの箱を開けてしまったかもしれません(笑)。

 

――(笑)。ちなみにアドリブは予定されているのでしょうか。

 

予定はしてませんが(笑)、今日稽古をやってみた感触だと、皆さん何かしら企んでこられるんじゃないかと思います。