常人、獣人、サイボーグ、魔族など多様な人々が同居する未来の東京。街は、AIが管理する高い壁に囲まれた地域「クラスタ」に分かれていたが、そこに適応できない者もいた。彼らを別のクラスタへと逃がすことを生業にする者が「逃し屋エクストラクターズ」。そのリーダー・エクアを演じるのは、人気声優の嶺内ともみ。エクア役の中で彼女が感じていることを伺うインタビュー後編。今回は、役を演じるうえで大切にしていることや、パーソナルな魅力に迫るロングインタビューを敢行した。

 

聞き手/岡本大介 

 

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「青春とともにお芝居があった気がしています」

 

ーー本作は、逃し屋の5人組が中心となって活躍していきますが、5人ならではの魅力をどう感じられていますか。

 

「チームものは、それぞれが苦手な部分を補い合ったりするチームが多いと思うのですが、この5人はみんなで一緒に失敗して、一緒に逃げて、一緒に協力する運命共同体のような関係で、そこがおもしろいと思います。キャラクターたちの絶妙なバランス感もそうですし、会話のやり取りも含めて、どんどん愛情が湧いてきて、お話に惹かれていくシナリオになっていると思います」



ーー作中では、エクアたちの学園生活も描かれますね。ちなみに、嶺内さんご自身はどんな学生生活を送られましたか。

 

「私がお芝居を始めたのは高校1年生の時だったので、青春とともにお芝居があったという気がしています。学校の授業が終わったら、すぐ養成所に通うような生活でした」
 

ーー実際、その頃から現場にも立たれていたんですよね。

 

「はい。その頃からお仕事も生活の一部でした。あとは学校行事で、みんなで協力して何かを作り上げたりするときに、すごく青春を感じました! とくに文化祭は、イチから企画を立てて作っていったのですが、その過程がすごく楽しかったのを覚えています」