⼭梨県や静岡県を舞台に、⼥⼦⾼⽣たちがキャンプに⾏く姿やその⽇常を描いてきた「ゆるキャン△」。TVシリーズを経て、大人になった5人の姿が描かれる映画『ゆるキャン△』が現在公開中。今回は、作品の制作に携わるフリューの綾野佳菜子プロデューサーにメールインタビューを敢行。全2回の後編は、映画制作でこだわった点や観どころを語ってもらいました!

 

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©あfろ・芳⽂社/野外活動委員会

 

映画『ゆるキャン』キャラクター紹介記事はコチラから

 

 

Q.映画での、キャラクターの数年後の関係性、キャンプめし、自然の景色など、映画の観どころを教えていただけますでしょうか。

全部詰まっているので、ぜひ劇場で観てほしいですね。
「ゆるキャン△」の魅力が詰め込まれていて、個人的にははじめて「ゆるキャン△」に触れる方にも、入門編として薦めていただきたいくらい、観どころが詰まっているかと思っています。
音楽も映画用に、非常にリッチに仕上がっていて、劇場の環境でぜひ聴いてほしいです。
マニアックな観どころとして挙げるなら、映画のマスコットキャラクターとしてロボットが登場しますが、こちらは、あfろ先生から出していただいたキャラクターです。映画にあfろ先生ワールドをもたらしてくれて、すごくいいキャラクターなのですが、実はただのロボットキャラクターというだけでなく、映画自体のコンセプトを象徴していたり……。
本当に無駄がないくらい色々な意味が詰め込まれていたりするので、細部まで注目していただきたいです。

 

Q.劇場に何回か足を運んでもらって観てもらいたい細かい設定や、コアなファンなら絶対に気づいてほしい小ネタなど、お話しいただける範囲で教えていただけますでしょうか。

コアなファンの方への小ネタは、本当にスタッフたちがたくさん込めていますので、ぜひできれば何度も観て、発見してほしいです。
小ネタではないのですが、私の好きな1シーンを上げさせてもらいますと、序盤でリンが散策している際、段差でつまずく、というちょっとした動作があるのですが、そのこけ方の芝居がとっても大人の女性ぽくて……。劇場で「リン、大人になったんだなぁ。」とそのシーンで号泣しました(笑)。あそこは音楽も良くて……。
今後予定されている舞台挨拶などでも細かくお話しできると思うので、ご興味あればぜひ来ていただきたいです。

 

©あfろ・芳⽂社/野外活動委員会
©あfろ・芳⽂社/野外活動委員会


Q.TVシリーズから、自然の風景の作画の美しさに毎回心揺さぶられています。風景の描き方でこだわっている点を教えていただけますでしょうか。

ロケハンについてはC-Stationさんが大変力を入れているところです。監督や一部のスタッフだけではなく、背景スタッフさんもロケハンに参加されていて、スタッフ一丸となってロケの空気感を画面に再現されています。
普段はC-Stationさんにお任せしていますが、今回の映画では私も幸運にも、ほぼひと通りのロケ地にご一緒することができました。キャンプ場で作ったサーモンスープも美味しかったですし、名古屋で食べたひつまぶしもめちゃくちゃ美味しかったなぁ……。
私の役割としては、ロケ地として映画の中に登場させてもらうための許諾を得たり、取材ご協力クレジットの確認などを行っています。

 

 

©あfろ・芳⽂社/野外活動委員会

 

Q.綾野プロデューサーにとって、この作品は、どんな作品になりましたでしょうか。

私自身が、なでしこたちとの年が本当に近くて、私にとっても今しかできないんじゃないかな、と思うくらい、とても特別な作品になりました。はじめてシナリオを読んだとき、原作でも感じたような「自分の日常が豊かに見える感覚」をはっきりと感じたのですが、絵となって、そして映画館で観て、もっとそれを深く感じました。同じように感じてくださる方がいましたら、とてもうれしいなと思います。
映画興行以外でも、グッズやイベント、展示会など映画をもっと楽しんでいただけることも頑張っていますので、ぜひ作品として、たくさんの方に長く観ていただけるような作品になったら、これ以上にうれしいことはありません!

 

 

 

《INFORMATION》

映画『ゆるキャン△』
大ヒット公開中!

 

 

STORY

これは、少し先の冬からはじまる物語。
志摩リンは故郷の⼭梨を離れ、名古屋のちいさな出版社に就職し、⼀⼈暮らしをしていた。とある週末、ツーリングの計画を⽴てていたところに、
⾼校時代の友⼈・⼤垣千明から唐突にメッセージが届く。

「今、名古屋にいるんだが」

⼭梨の観光推進機構に勤める千明は、数年前に閉鎖された施設の再開発計画を担当していた。
「こんなに広い敷地なら、キャンプ場にでもすればいいじゃん」
そんなリンの何気ない⼀⾔から、動き出す千明。
東京のアウトドア店で働く各務原なでしこ、地元・⼭梨の⼩学校教師となった⽝⼭あおい、横浜のトリミングサロンで働く⻫藤恵那。

かつてのキャンプ仲間が集まり、キャンプ場開発計画が始動する。
キャンプでつながった五⼈が、今だからできることに挑む、
アウトドア系ガールズストーリーの幕が上がる。

 

 

STAFF
• 原作:あfろ(芳文社「COMIC FUZ」掲載)
• 監督:京極義昭
• 脚本:田中 仁 伊藤睦美
• キャラクターデザイン:佐々木睦美
• プロップデザイン:井本美穂 堤谷典子
• メカデザイン:遠藤大輔 丸尾 一
• 色彩設計:水野多恵子(スタジオ・ロード)
• 美術監督:海野よしみ(プロダクション・アイ)
• 撮影監督:田中博章(スタジオトゥインクル)
• デジタルワーク:C-Station digital
• CGワーク:平川典史(M.S.C)
• 音響監督:高寺たけし
• 音響制作:HALF H・P STUDIO
• 音楽:立山秋航
• 音楽制作:MAGES.
• アニメーション制作:C-Station
• 配給:松竹
• オープニングテーマ:亜咲花「Sun Is Coming Up」
• エンディングテーマ:佐々木恵梨「ミモザ」

CAST
• 各務原なでしこ:花守ゆみり
• 志摩リン:東山奈央
• 大垣千明:原 紗友里
• 犬山あおい:豊崎愛生
• 斉藤恵那:高橋李依
• 土岐綾乃:黒沢ともよ
• 各務原桜:井上麻里奈
• 鳥羽美波:伊藤 静
• 犬山あかり:松田利冴
• 各務原静花:山本希望
• 各務原修一郎:大畑伸太郎
• 志摩 咲:水橋かおり
• 志摩 渉:櫻井孝宏
• 刈谷:利根健太朗
• 編集長:青山 穣
• 小牧店長:依田菜津
• 白川:上田燿司
• ナレーション:大塚明夫ほか


<公式HP>
https://yurucamp.jp/


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@yurucamp_anime