久保建英「ビジャレアル行き」でレアル・マドリーの「活躍と売却」思惑の画像
久保建英(マジョルカ) 写真:ムツ・カワモリ/アフロ
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 久保建英の新天地はビジャレアルになるかも知れない。

 2019-20シーズン、マジョルカで大きなインパクトを残した久保に関しては、スペイン国内外の30クラブ以上が興味を抱いていた。パリ・サンジェルマン、アヤックスといったビッグクラブに加え、最近ではバイエルン・ミュンヘンが関心を寄せていた。

 だが久保はスペインに留まることになりそうだ。スペイン『アス』をはじめ、『マルカ』『ムンド・デポルティボ』『スポルト』という四大メディアは5日、一斉にビジャレアルが久保の獲得に迫っていると報じた。

■移籍の条件面

 久保の移籍について、気になるのは条件面だ。

 ポイントは「レンタル期間」「レンタル料」「年俸負担」「(獲得側が)買い取りオプションを付けるかどうか」「(マドリー側が)買い戻しオプションを付けるかどうか」というところだった。

『アス』は、ビジャレアルが久保の年俸とレンタル料で合計500万ユーロ(約6億2700万円)を支払うと伝えている。一方、『マルカ』ではビジャレアルが久保の年俸とレンタル料で合計300万ユーロ(約3億7600万円)を工面することで合意に至ったと報じられている。この点において、ビジャレアルがグラナダやオサスナといったクラブに獲得競争で先んじたのだろう。 

 レンタル期間は1年になる見込みだ。ビジャレアル側に買い取りオプションは付けられないとみられており、つまりマドリー側に買い戻しオプションも付けられない。それは、マドリーが久保に期待を寄せている証だと言える。

 マドリーはヴィニシウス・ジュニオールがスペイン国籍取得に向けて動いている。現在、マドリーではヴィニシウス、エデル・ミリトン、ロドリゴ・ゴエスがEU圏外枠3枠を占めている。だが2020-21シーズンの間にヴィニシウスがEUパスポートを取れば、2022年夏には枠がひとつ空く。

 空いた枠に久保をはめるというのは十分にあり得る。ただ、先の冬の移籍市場でブラジル人のヘイニエル・ジェズスを獲得したマドリーが、この夏と次の冬の移籍市場で再び南米やアジアのマーケットに目を向ける可能性は否定できない。そうなると、久保には新たな競争相手が現れることになる。

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