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「サッカー批評のtoto予想」(第1185回)
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 今週末のtotoは、J1第14節の9試合と、J2第17節の4試合が対象だ。過去のデータをもとに、勝敗を分析してみよう。

 札幌―広島は、札幌がホームで圧倒的に高い勝率を誇る。札幌目線で11戦7勝1分3敗だ。ただし、札幌から見て23得点19失点と決して圧倒的な得点差があるわけではない。僅差で札幌が白星を掴むか、あるいは、広島がド派手に勝つのが、今までの流れと言えそうだ。

 ただし、札幌の懸念点は水曜日にルヴァンカップの試合があったこと。過密日程の中でさらなる連戦となり、戦い方にも影響が出るだろう。札幌は現在12位、広島は11位と順位差はわずか「1」。しかも、勝ち点差もわずか「1」。札幌の連戦が、勝敗にどのような影響を与えるのか。

 逆に、名古屋は鹿島に大きく負け越している。これまで通算で78戦25勝4分49敗。ホームで19勝3分19敗とイーブンに持ち込むのがやっとの状況だ。現在の名古屋は4位だが、鹿島も9位まで順位を上げており、しかも鹿島は、3戦負けなし&2連勝と好調な状態で名古屋に乗り込む。ここは鹿島の勝ちを予想してもいいかもしれない。

 同様に、大分も東京相手に分が悪い。直近のリーグ戦4試合で大分はFC東京にすべて負け。しかも、2得点9失点とかなりのやられ方だ。FC東京は今季、7勝4分3敗と勝ち切ることができない試合も多いが、大分はここ3試合で白星がない。FC東京の勝利一択でいいかもしれない。

 予想が難しいのが湘南―神戸だ。湘南のホームで13戦5勝3分5敗と五分。しかも、19得点19失点と得失点差は0。湘南はここまでわずか1勝とかなり厳しいが、神戸は水曜日に川崎と対戦。しかも、0-6の惨敗を喫しており、メンタル的に難しい状況だ。

 同様に、鳥栖―横浜FCも予想が難しい。というのも、鳥栖は新型コロナウイルスのクラスターが発生したことで、実に4試合もリーグ戦から離れている。チームの再始動日は8月26日で、選手のコンディションも分からない。対戦相手の横浜FC・下平隆宏監督が「厄介です」と嘆くのも当然だろう。休んでフレッシュな状態なのか、あるいは試合勘が失われているのか――もし余裕がある人は、ここで複数にマークするのをオススメしたい。

 11位・金沢がホームに首位・長崎を迎える一戦は、長崎の一択で決まりだ。現在のチーム状況もさることながら、金沢はホームで長崎に過去1勝しかできていないという、相性の巡り合わせもある。

 京都が3連敗の千葉を迎える一戦は、昨季は京都が1勝1分と無敗。京都をオススメしたい。過去、京都ホームでの対戦成績は五分だが、今回は勝利が転がってくるだろう。

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