スペイン1部に4人目の日本人選手! 武藤嘉紀「決意のバスク入り」への画像
ニューカッスルからの移籍を決めた武藤嘉紀 写真:ロイター/アフロ
■ニューカッスルの公式HPで武藤は口を大きく開けて笑顔を見せるが……

 久保建英岡崎慎司による日本人対決が早くも実現した、今季のラ・リーガ。久保建英は第3節で古巣バルセロナと対決するなど話題が尽きないが、この地に、新たな日本人選手が加わりそうだ。

 スペイン国内のメディアによると、プレミアリーグのニューカッスルに所属するFW武藤嘉紀が、エイバルに加入間近であるという。エイバルは乾貴士が所属するクラブであり、すでにクラブ間合意がほぼ済んだ状態で、武藤本人もイングランドの地から飛び立ったという。早ければ、すぐにでも発表される見込みだ。

 2014年にFC東京に加入してプロ入りした武藤は、その年に33試合13得点と記録。翌2015年シーズンの途中にブンデスリーガのマインツに移籍し、15/16、16/17、17/18の3シーズンで、リーグ戦66試合20得点の成績を残した。

 そして、18/19シーズンからプレミアリーグのニューカッスルに移籍。しかし、得点を伸ばせないまま出場機会に恵まれず、今季はチームの構想から外れていた。武藤はニューカッスルで背番号「13」を付けていたが、その数字は今季から別の選手に与えられ、事実上の“戦力外”となっていた。

 今年7月のリバプールとの対戦では、南野拓実との日本人対決に注目が集まったが、南野が先発したのに対し、武藤は90分間をベンチで見守っていたのは、記憶に新しい。

 一方、エイバルはストライカーの補強が必須の状況で、プレミアリーグでくすぶっていた武藤に目を付けた格好だ。日本代表でチームメイトの乾貴士が所属していることが、クラブにとっても武藤にとっても大きな要素となったようだ。

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