■１０月１４日／Ｊ１第２２節 ＦＣ東京―清水（味の素）
３得点勝利で勝ち点３をゲットだ！
前節、天皇杯出場を懸けたＧ大阪との上位対決に敗れたＦＣ東京。低迷する清水を相手に、連敗を避けると同時に、２位を確固たるものにしたかったが、前半は完全に清水ペースの展開に。清水が６割近くもボールを保持し、パス本数もＦＣ東京の１．５倍以上。パス成功率も、１０ポイント以上差がついた。
長谷川健太監督は試合後に「内容に関して、特に前半はなかなかスイッチが入らず、出足の悪い45分間だった」と振り返ったが、「良い形で先制できたことが唯一の良い部分」（長谷川監督）と話す通り、流れを持っていかれている中で、２２分に先制することに成功した。
ＭＦ三田啓貴が放ったボレーシュートが、ゴール前にいたＦＷ田川亨介にやや当たって軌道が若干変わり、先制したのだ。当初は三田の得点と電光掲示板に記載されたが、後に田川の得点に変更された珍しいゴールだ。
