10月20日、ベガルタ仙台は「クラブの秩序、風紀を著しく乱す」として道渕諒平との契約を解除した。同日発売の週刊誌『FLASH』は交際していた女性に対して道渕がDVを行い、9月7日に宮城県警に逮捕されていたと報じた。これを受けた処分だ。
この一件は、プロスポーツ選手である道渕個人としての自覚・問題もあるが、それとは別に、クラブとしての問題も問われる。仙台がこの事実をどのように認知し、扱ったか。公益性のあるJリーグクラブとしての適性の問題が疑われるからだ。
週刊誌報道と仙台の公表している内容、また道渕の選手としての活動から、時系列を追ってみる。