天皇杯とACLをにらんだ“対照的”な対決「J1プレビュー」G大阪―神戸の画像
画像:サッカー批評
■【布陣図】G大阪ー神戸の予想スタメン■

J1リーグ第32節 セレッソ大阪ー神戸
11月11日(水)|19:00 パナソニックスタジアム吹田

 天皇杯出場権を得られる2位以内を維持するために負けられないG大阪と、G大阪戦を含めて残り3試合でACLへと戦場を移す神戸。両チームともににらむ先が異なるため、この試合へ挑むスタンスも変わってくる。
 G大阪がこの試合で欲しいのは勝ち点3のみ。直近11試合不敗の好調さをそのまま持ち込むつもりだ。
 一方の神戸は、目前に迫ったACLに対して「けが人を増やしたくはないというのが頭にある」(三浦淳寛監督)。そのため、選手をガラリと入れ替えて戦う可能性が高い。若手主体のメンバーとなりそうだが、アジアの頂点へ向けて勢いをつけたい。

 

■ガンバ大阪

2位  勝ち点52 16勝6敗4分  得点38、失点28、得失点差10
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
△C大阪  1-1
○H札幌  2-1
○H柏   2-1
○A大分  1-0
△H横浜M 1-1
 

【通算対戦成績】
通算   52試合・25勝12分15負
ホーム  26試合・12勝 6分 8負
アウェイ 26試合・13勝 6分 7負

【直近対戦成績】
2020年 7月26日 J1第 7節 A2○0
2019年 8月 2日 J1第21節 A2△2
2019年 3月30日 J1第 5節 H3●4
2018年 9月15日 J1第26節 A2○1
2018年 4月 8日 J1第 6節 H0●1

【今節のみどころ】
勝ち点49で3位の名古屋と4位のC大阪をこのまま上回って2位の座を維持したいG大阪は、当然、この試合にかける気持ちが強い。神戸はMFイニエスタらを休養させると思われるため、勝ち点3への気持ちはさらに強まるところ。
しかし、吹田スタジアム(パナスタ)で行われたリーグ戦では、神戸に対して実は4戦全敗。平均失点数は「2.0」で、完封負けを2度も喫している。
そんな鬼門の打破に期待したいのが、FW宇佐美貴史だ。公式戦13試合で13得点。今季は公式戦28試合に出場してわずか5得点。3点目と4点目、4点目と5点目の間には4試合空いており、この試合が実は5点目から5試合目となる。流れとしては、得点の匂いがする!

PHOTO GALLERY ■【布陣図】G大阪ー神戸の予想スタメン■
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