「サッカー批評のtoto予想」(第1211回)の画像
画像:サッカー批評編集部
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 今回のtotoは、J1第32節の6試合と、J2第40節の7試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 川崎フロンターレの史上最速でのJ1優勝は決まったものの、天皇杯出場権を懸けた2位争い、またACL出場権をめぐるレースは、最終節へ向けて激しさを増している。ホームで柏レイソルを迎え撃つ4位のセレッソ大阪も、そうしたチームの1つだ。

 持ち味の安定した試合運びをベースに3連勝中。前節には、3得点を挙げて快勝している。ただし、柏は一筋縄ではいかない難敵だ。2018年以降の対戦では、1勝1分2敗と分が悪い。しかも2つの敗戦では、ともにホームのヤンマースタジアム長居で3得点を献上している(逆に今季第10節の対戦では、柏のホームで3-1と勝利しているのだが…)。

 2度あることは3度ある!? 引き分け、あるいは柏の勝利も十分考慮すべきだろう。

 勝ち点3差の11位・大分トリニータと13位・北海道コンサドーレ札幌の対戦は予想が難しそうだが、ヒントとなるデータが1つある。この対戦カードで、大分はホームで大きく勝ち越しているのだ。大分のJ3降格が決まった2015年のJ2における対戦でさえ、大分が1勝1分と勝ち越している。もちろん、その勝利はホームで挙げたもの。北海道に乗り込んでは1勝しかしていないのに、ホームでは8勝1分2敗と圧倒的な優位を誇っている。大分のホーム札幌戦での最後の敗戦は、2011年のJ2第35節までさかのぼらなければならない。この相性の良さは、十分に考慮に値する。

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