「歳を取るほど賢く決める」32歳が全盛期!“世界最強FW”レバンドフスキの画像
レバークーゼン戦で2ゴールを奪いバイエルンを勝利に導いたレバンドフスキ 写真:ロイター/アフロ

 終わり良ければ全てよし――。それが“世界最強FW”の座右の銘のようだ。12月19日に行われたブンデスリーガ第13節、バイエルン・ミュンヘンはアウェイでバイヤー・レバークーゼンと戦った。前節を終えた時点で2位と首位の直接対決。言わば天王山だったにもかかわらず、ロベルト・レバンドフスキは、どこか悠々とプレーした。

 もちろん守備で手を抜いていたわけではないし、モチベーションを失って露骨に歩いていた…なんてことはない。簡単に言ってしまうと、メリハリがある、ということになるのだが、14分にレバークーゼンに先制されても、32分に途中交代で入ったリロイ・サネが低調のまま68分に再びピッチを退いても、そのペースが乱れることはない。そうかと思うと、要所ではギアをトップに入れ、トーマス・ミュラーとのコンビネーションでゴールを脅かそうとした。

 43分にミュラーの左からのクロスを、ファーで悠々とヘディングで押し込んで同点に追い付くと、93分のショートカウンターで迎えた最後のビッグチャンスでも、全く力まずに悠々とゴール。終了間際にレバンドフスキの得点で逆転に成功したバイエルンは、レバークーゼンを2-1で下して、首位に立った。

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