「サッカー批評のtoto予想」(第1228回)3月13・14日 見逃せない大分とFC東京の「好対照」の画像
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 今回のtotoは、J1第4節の9試合と、J2第3節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 横浜FCセレッソ大阪の対戦での投票状況を見ると、C大阪の勝利を予想する人が多いようだ。果たして、その通りになるのだろうか。

 確かに昨季の対戦では、C大阪が2勝している。現在の順位を見ても、5位のC大阪に対して横浜FCは最下位に沈んでいる。ただし、J2で対戦していた2015、16年では1勝2分1敗の五分だった。ホームでC大阪に勝てていない横浜FCだが、実はホーム通算5分4敗と引き分けも多い。「0」一本での勝負も面白そうだ。

 徳島ヴォルティスアビスパ福岡の対戦は、昨季まではJ2同士の顔合わせだ。昨季は徳島がクラブ史上初のJ2優勝を決めた後、福岡が2位を確定して5シーズンぶりのJ1昇格をつかんだ。

 成績を見れば徳島が上である。だが、昨季の対戦では福岡が2勝しているのだ。この対戦は、互いにホームで強みを見せてきたのだが、その潮目が変わりつつあるのかもしれない。福岡はここまで7失点しているが、毎試合ゴールを決めてもいる。互いに今季初勝利を狙う一戦で、「蜂の一刺し」がありそうだ。

 大分トリニータFC東京の対戦では、投票状況を見るとFC東京の勝利を押す声が多い。今季の補強を見ても、がらりと陣容が変わった大分に比べ、FC東京は昨季のベースへの上乗せが感じられる。過去の実績を考えても、FC東京に票を投じたくなる。

 だが、気になるデータがある。ここ2試合、FC東京は開始15分までに先制を許しているのだ。対する大分は前節、開始11分で2得点。この「好対照」は見逃せない。大分の勝利も、十分にあり得るだろう。大分は前節が中止となったのは残念だったが、その分、力をたくわえている点も忘れてはいけない。

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