【J1分析】大久保ほか大量離脱にクルピ監督も…セレッソ「未来に繋がる緊急事態」横浜FM対C大阪の画像
試合後、悔しさを隠さなかった西尾隆矢(セレッソ大阪) 撮影/原壮史
横浜F・マリノス対セレッソ大阪の写真

【明治安田J1リーグ 第8節 横浜F・マリノスvsセレッソ大阪 2021年4月6日 19:03キックオフ】

 坂元達裕原川力高木俊幸を怪我で欠いていることに加え、瀬古歩夢丸橋祐介大久保嘉人らがメンバー外となり、さらにレヴィー・クルピ監督までも不在となってしまったセレッソは、耐えつつどうにかしてワンチャンスでウノゼロ、という試合を見せていた。

 怪我の3選手は前節も欠場していたが、新たにいなくなってしまった3選手の存在の大きさは前半から際立つことになった。

 瀬古がいないことで最終ラインから一気にセンターフォワードを動かすフィードがなくなり、マリノスの守備陣は形を保ったまま慌てずにボールを回収することができた。丸橋がいないことで清武弘嗣が左サイドでボールを落ち着かせる役割も担ったために、中央の怖さが減ってしまったこともそれに輪をかけた。

 松田陸が右サイドを突き進んでクロスを入れ、松田力豊川雄太が懸命に身体を張る、という形や、清武の隙を突いたロングシュートでなんとかチャンスは生まれていたが、ゴールは生まれなかった。

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