文と写真・高山コジロー

 

 

■わざわざ飛行機に乗って、尾道・福山・三原に麺を食べに行ってきました

 

2019年2月。
「尾道ラーメン」は全国的に名高いが、隣接する福山市、三原市にも人気のラーメン屋があるようなので、今回の麺の旅は福山に2泊して3都市を巡ることにした。

 

●羽田-広島 13:20-14:50 JAL261便 先得8,290円

●広島-羽田 13:25-14:40 JAL258便 先得8,290円

(2019年JAL実績/搭乗5回目)

 

今回は午後出発なので、JALサクララウンジでゆっくり過ごす。いつもながら搭乗前に生ビールで乾杯。

 

広島行きはかなり混雑していたが、今回も足元の広い非常口席を選択し、のびのび快適な空の旅だった。この日は雲ひとつなく富士山がきれいだった。定刻通り14:50に広島空港に到着。10年ぶりの広島だ。

 

 

■最初の1杯は「尾道ラーメン」

 

目指すは「尾道」。広島空港からはリムジンバスでのアクセスとなる。リアルタイム表示の掲示板がわかりやすく便利だ。広島市、呉市、福山市、三原市への路線がメインで、尾道は三原駅前までバスで行き、JR山陽本線に乗り継ぐ。早朝便ならば空港から尾道に直行するバスも運行されている。出発まで時間の余裕があったので、きれいな喫煙所で一服してから出発。

 

空港15:20-15:58三原駅前、三原駅16:02-16:18尾道駅。乗り継ぎはスムーズだ。

 

 

■「つたふじ本店」中華そば @尾道市

 

尾道は何度来ても独特のノスタルジーな雰囲気がある街だ。夕暮れ時、のんびり散策したいところだが、閉店間際なので、「つたふじ本店」に足早に向かう。

 

以前尾道を訪れた時は日曜日だったこともあり、ラーメン店はどこも大行列だった。ご当地ラーメンをわざわざ並んでまでという思いもあり、尾道ラーメンは未体験。「尾道らしい、地元に愛されている尾道ラーメンが食べたい」というリクエストに、尾道大好きのアラフォー女子がすすめてくれたのが、老舗の「つたふじ本店」。駅から15分ほどで到着。暖簾がまだ出ている、なんとか間に合った。店内は常連の地元客が二人。カウンターのみ10席ほどの小さなお店。メニューは、中華そばと中華うどんのみ。「中華そば 並」(550円)を注文する。僕が最後の客。スープがギリギリ残っていてよかった。

 

10分ほどで着丼。醤油のいい香りが漂う。なみなみと注がれたスープ、ネギにメンマ、チャーシュー2枚、そして背脂のミンチがプカプカと浮かんでいるフォルムは、まさにイメージする尾道ラーメン。

 

レンゲが置かれていないので、器に顔を近づけ直接口をつけて熱々のスープをひと口いただく。まずは甘い醤油の感じ、鶏ガラと魚介の旨みが広がる。コクがあり旨いスープ。背脂が小さくミンチされていて、脂がスープによく馴染んでいる。魚介は風味豊か、おそらく鰯系か。尾道を代表する製麺所「はせべ」のストレート細麺は、しなやかなでスープと好相性。しっかり煮込まれた硬めのチャーシューは噛めば噛むほど旨みが広がる。全てがまろやかで優しい味、昔ながらのほっとする中華そば。

 

最後までさめることなく熱々のスープを飲み干して完食。
老舗の味、おいしかったです。ごちそうさま。

 

「つたふじ 本店」尾道市土堂2-10-17