文と写真・室橋裕和

 

 前回、茨城県・神立の『ハラールラーメン117』を訪れ、店主のインドネシア人スマルノさんに、お店を開いた経緯を伺った。スマルノさんがハラル食材の宅配の仕事をしていたときに神立からの注文が多かったことが、きっかけのひとつだったという。神立にはインドネシア人をはじめイスラム教徒が増えているようなのだ。

 それはなぜなのか。

「神立には工場が多いからですよ」

 と教えてくれたのは、さきほどから『ハラールラーメン117』のカウンター席で食事をしていたニッキ・インドラストラさん。やはりインドネシア人だ。「近くにモスクがある」というので、連れて行ってもらうことにした。

 

住宅街の一角に佇むモスクはなんとスナックの居抜き