文・写真/高山コジロー

 

中華そばの極み「手打式多加水麺 ののくら」、新感覚の油そば「Handicraft Works」、鉄鍋つけ麺「麺屋時茂」、亀有〜八潮〜草加、真夏のふらふら麺巡り

 

2017、2019年「わざわざ飛行機に乗って、麺の旅」では、日本全国の数々の名店を訪れた。(2017/100杯、2019/265杯)
だが「飛行機には乗らない東京」は、未訪問の名店がまだまだたくさんある。今回は麺激戦区と聞く葛飾区の亀有方面に自転車で麺の旅に向かう。

 

 

■1日目、突然埼玉県草加市へ/往復40キロ

長雨続きだった7月、梅雨の晴れ間に亡き友の命日に墓参りに。天気もいいので自転車で川口の霊園に向かう。自宅(さいたま市)から12キロ、1時間ほどで午前中に到着。トンボ帰りの予定だったが、ナビ検索すると翌週に予定していた亀有までは16キロ。そう言えば、手前の草加市に知人に紹介してもらった気になるラーメン店がある。ナビではわずか8キロ30分ほどではないか。まずは草加まで行ってみるか(笑)。
気温は30°を超えメチャメチャ蒸し暑い。日焼け止めを持っていないので、首筋、腕がジリジリする。植木や盆栽で有名な川口市安行を抜けるともう草加市に入り、国道4号線を横切ると30分で東武線草加駅に到着。ふだん駐輪場探しに苦労することが多いが、草加駅周辺はきれいに整備されている。3時間無料の駅前の大きな駐輪場に入れ徒歩2分で初訪問の「麺屋時茂」に到着。店の目の前にも、高架下の駐輪場があった(笑)。

 

 

■「麺屋時茂」@草加 

濃厚鶏白湯つけ麺

タイミングよく並ばずに入店する。鶏白湯ベースのラーメン、つけ麺の構成。「濃厚鶏白湯つけ麺」(1000円)を注文する。

 

まず登場したのは卓上コンロとスープ(つけ汁)の入った小鍋。固形燃料に火が着けられる。つけ汁が冷めないように鉄鍋を使うラーメン店は数多くあるが、固形燃料で温め続けるのは初めてだ。鍋が沸々してきたところで麺が提供される。

 

味玉とほうれん草に大きな鶏と豚のレアチャーシューが2枚ずつ。麺が見えないボリュームだ笑。
熱々のスープを啜る、濃厚な鶏白湯の旨みと魚介のバランスがいい。コシの強い太麺はスープとよく絡み、モチモチの食感もよく旨い。レアチャーシューはしゃぶしゃぶのようにスープに軽くくぐらせるといい塩梅に。

 

スープは最後の最後までグツグツ熱々。アイデア溢れるつけ麺。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

「麺屋時茂」/埼玉県草加市高砂2-5-5