3.Pomodori ripieni di Riso / ポモドーリ・リピエーニ・ディ・リーゾ(トマトのライス詰め)

夏のマンマの味の代名詞「ポモドーリ・リピエーニ・ディ・リーゾ」は、熟した大きなトマトの中にお米を詰めてオーブンで焼いたもの。熱々のままではなく、常温か冷たくしていただく。ここで使うお米は、2のインサラータと同じアルボリオ米が理想的だが、その他のお米でも十分代用できる。トマトは完熟の大きめのものを用意し、中身をナイフとスプーンで取り出し外側は容器として、中はソースとして使う。大きさにもよるが、だいたいトマト1個を一人分として考え、お米はくり抜いたトマトの中に入れて量の目安にするといい。伝統的なレシピではトマト、バジリコもしくは西洋パセリ、アルボリオ米を具として詰めるが、これもアレンジは自由自在。ハムや鶏肉、小エビなどを加えても美味しい。お米は茹でずに生のまま詰めてオーブンで焼くが、柔らかいご飯が好みの方はソースと一緒に一度火を通してお米が少し柔らかくなってから冷ましてトマトに詰めるといい。付け合わせとしてポテトやパプリカなどを一緒に容器に入れてオーブンで焼くと一度に調理できる。冷めても美味しいのでパーティ用のメニューとしてもおすすめだ。

 

*参考レシピ* <材料:二人分>・完熟の大きめのトマト2個 ・アルボリオ米80g ・バジリコ、西洋パセリ(どちらか1つでも、両方でもOK)適量 ・ニンニク 一欠片 ・塩、コショウ少々 ・オリーヴオイル適量

 

<作り方>1・トマトを洗い、蓋にする上部を切り取って中身を取り出す。中身はナイフで内側の周囲を切り、真ん中に十字に切り目を入れてからスプーンでくり抜くと綺麗に取り出せる 2・トマトの中身をボウルに入れ、バジリコ・西洋パセリを加えてブレンダーでソース状にする 3・冷水でよく洗ったお米を2に加え、塩、コショウ、ニンニクで香りづけしたオリーヴオイルで味付けをして1時間寝かせる 4・3をトマトの容器に詰め、蓋をしてオーブントレイに並べる。トレイの隙間にポテトやパプリカを入れてもOK 5・トレイを予熱したオーブンに入れ、180℃で50〜55分焼く。熱々でももちろんOKだが、常温か冷たくして食べても美味しい

 

4・Polpo e Patate / ポルポ・エ・パターテ(タコとポテトのサラダ)

夏の食卓のメインディッシュとして、又は前菜としても頻繁に登場する「タコ&ポテト」。ビタミンCたっぷりのジャガイモとレモン、ビタミンB12、ビタミンE、ミネラルが豊富で疲労回復にも効くと言われるタコの組み合わせは、暑さでバテ気味の身体も喜ぶ一品。
タコはイタリアでも良く食べられている食材だが、日本のタコと比べると小ぶりで身も固いので、生の状態をめん棒で叩いたり、白ワインを加えて茹でたりして柔らかくする。生のタコを使用する場合は下準備に少々時間がかかるが、作り方自体はとてもシンプル。タコとジャガイモを茹でて冷まし、レモン果汁とオリーヴオイル、塩・胡椒で味付けすれば出来上がり。日本では更に便利なことに、刺身用に下ごしらえが済んでいる柔らかなタコがスーパーなどで簡単に手に入る。手間を省きたい場合はこの刺身用のタコを使えばさらに簡単に作ることができる。柔らかなタコとレモン果汁であっさり味付けしたポテトは口当たりもさっぱりしていて食が進む。冷たいビールのおつまみにもぴったりなので、冷蔵庫に作り置きして夏の晩酌のお伴にするのもいい。

 

*参考レシピ* <材料:二人分>・タコ500g ・ジャガイモ300g ・レモン1個・西洋パセリ適量 ・ニンニク一欠片 ・塩、コショウ少々 ・オリーヴオイル適量 ・白ワインコップ1杯

 

<作り方>1・生タコをよく洗い、白ワインを加えた冷水をたっぷり入れた鍋に入れて火にかける。お湯が沸騰した状態で更に20分煮てから火を止め、そのまま完全に冷めるまで鍋の中で寝かせておく 2・皮を剥いて一口大に切ったジャガイモを形が崩れない程度に茹でる。この間、ニンニクをオリーヴオイルに浸しておく 3・タコが完全に冷めたら一口大に切り、茹で上げたジャガイモと混ぜ合わせる。レモン1個を絞った果汁、ニンニクで香りづけしたオリーヴオイル、細切りにした西洋パセリ、塩、胡椒で味付けして完成