■別府 鉄輪温泉に

 

一概に別府温泉といっても、その範囲は広く、駅前から山あいまで、様々な温泉が点在する。チェックインまでは時間があり、一番山あいに近い鉄輪温泉にあるラーメン店に向かう。
「一休の泪」を後に、バスで10分ほどだが、肝心のバス停が見つからない。先ほどの亀の井バスの「春木」でなく、大分交通の「春木バス亭」。方向音痴、地図が読めないオヤジは散々迷う。共通一次の地理は満点だったのにな(笑)。
さて、人に聞こうにも誰も歩いていない。発着時間はとうに過ぎている。何度か通り過ぎた民家の塀際にやっとバス停を発見。でも逆方向だ。よく見ると、なにやら「道路の反対側で待て」というような趣旨の文言。そもそもバス停が、一方向しかないのだ(笑)。見つかるはずがない。
雨の多かった九州地方だが、この日は快晴。太陽が照りつける道路上で汗だくになり待つこと10分。かなり遅れて来たバス(170円)に乗り無事、鉄輪温泉に到着。

 

■「ふらり」 豚骨醤油ラーメン@別府 鉄輪温泉

 

【飛行機に乗って麺の旅】101
バス停は温泉の中心地ではなく、さらに急勾配の坂道を汗だくで10分ほど登り、鉄輪温泉街のはずれ高台に位置する「ふらり」に到着。
「ううう、外待ちだ。」夏季の麺の旅、外待ちは暑く、正直辛い。
幸いすぐに入れ替わり店内で中待ちに。「豚骨醤油ラーメン」(700円)の食券を買い、冷房の効いた店内で10分ほどクールダウン。カウンター席に案内される。

 

まずは、スープをひと口。熱々でトロトロの茶濁色のスープは、豚骨よりも魚介系、魚粉や鰹節の主張が強く、九州の醤油の甘めのかえしとのバランスが非常に良く、コク旨。ありそうでない、今まで味わったことのない、病みつきになる豚骨魚介スープ。

 

スープに隠れて見えない麺をすくいあげてみると、一見濃厚スープには合わなそうな多加水の細麺。すすってみると、小麦粉の風味よく、ツルコシで歯切れよく、スープとの絡みもよく、実に旨い。
トロトロに煮込まれたチャーシューも、スープ、麺ともに好相性。全体のバランスが素晴らしく、もちろん完飲完食。
舌に記憶が残る味わい深いラーメン。別府で絶対にはずせない感嘆の逸品。
おいしかったです。ごちそうさま。

 

「ふらり」/別府市北鉄輪6組