■スイーツ編 

 そして、いよいよスイーツ対決。マンゴーかき氷や豆花など、独自の伝統スイーツが豊富な台湾だが、カンボジやベトナムも負けてはいない。カンボジアは暑さをしのぐために冷たいスイーツが豊富で、ベトナムにも独自の趣向を凝らした楽しいスイーツが存在する。

 だが、両国ともココナッツ味をベースにしたものがほとんどで、味のバリエーションが乏しいことは否めない。ベトナムにも豆花は存在するが、台湾のように独自の地位を確立しておらず、スイーツ店の1メニューに過ぎない。

 

カンボジアの屋台スイーツ。とにかく暑いので氷入りであることが絶対条件

ベトナムのスイーツはココナッツ味のものが多い。中華料理の影響か、スイーツに白玉団子が入っているパターンも

具だくさんの台湾豆花

■チマキ編 

 台湾ではチマキと言えば肉粽か菜粽のいずれかのことだ。蒸すか煮るかの違いはあるものの、基本はもち米に具が入った三角タイプだ。

 一方、カンボジアにはバナナ入の甘いチマキが存在し、ベトナムにはもち米と緑豆で作るバイチュンというチマキがある。

 だが、こうしたチマキ以外にも、ベトナムではあらゆるものを葉で包む食文化があるようだ。道端に座ったおばちゃんがせっせと包むのは米とコーンの粉で作ったおにぎりのようなもの。笹の葉ではなく、バナナの皮で包んでいる。

 

バナナの皮でいろいろなものを包んで食べるベトナムの人々。居酒屋のピーナッツもバナナの皮で包んである