全国5000万の競馬ファンのみなさま!と、それ以外のみなさま。夏のローカル開催の収支はいかがでしたか?これからいよいよ秋競馬が始まり、秋のG1レースも見どころ満載で楽しみですね!

 ところで、9月16日は「競馬の日」なんだそうです!知ってましたか? 1954年(昭和29年)9月16日に日本中央競馬会(JRA)が発足したことを記念して「競馬の日」とされているらしいデス。

 江戸末期、横浜根岸の外国人居留地に常設された根岸競馬場で行われていた競馬が、日本の近代競馬の始まりと言われています。現在では根岸競馬場はありませんが、その跡地には「根岸競馬記念公苑」があり、苑内には「馬の博物館」もあります。毎年春に、「日本ダービー」が行われる東京府中にある東京競馬場での「根岸ステークス」というレース名にその名残を留めています。

 そもそも何故、お国(農林水産省)が「競馬を施行しているのか?」というと、戦争において軍馬の必要性を痛感した当時の明治政府が、質の高い馬の生産を促進するため競馬を奨励したことに遡ります。その後、軍馬育成から畜産振興へと趣旨が変わり現在に至っているということです。

 

さて歴史的・お勉強的なお話はここまでで。

 

根岸競馬記念公苑「馬の博物館」のプチ情報

 JR根岸駅から至近の距離にはあるのですが、通常のアクセスルートだと長い坂道を登って行くやや遠回りになるので、より近道を行こうとすると、急坂と階段を登っていく“プチ山登り”の風情も楽しめてちょっぴり遠足気分です。またイベント開催日以外は、意外と空いているので、コロナ禍の折、気分転換の外出や運動不足の解消にももってこいかと思います。競馬の歴史や過去から現在までのスターホースやレースの名場面等見どころも満載です。とっても面白いし学びにもなります。まだ行かれたことのない方はぜひ。
(開館情報やイベント情報等詳細はJRAのHPを御覧ください)

 

「根岸ステークス」のプチ情報

 根岸ステークスといえば、僕的には2000年にブロードアピールという馬が勝った時のことが強烈に印象に残っています。これは長く競馬ファンをやっている人ならみんながそうだと思います。当時の根岸ステークスは東京競馬場のダートコース1200mで行われる短距離レースでした。(現在は1400m)ブロードアピールはスタートで出遅れて、15頭出走の多頭数の短距離レースでは致命的とも言える最後方を追走していました。4コーナーも大外を回って、最後の直線でも最後方。しかしそこから驚異の爆発力な末脚で、前をゆく14頭をゴボウ抜きし、しかもゴールでは着差を広げているという離れ業をやってのけました。テレビで観ていた僕もおったまげましたし、実況のアナウンサーも「翔んできた!」と表現していました。まさにそう!競馬ファンの間で長く『ブロードアピールの鬼脚』として語り継がれている伝説のレースです。有名なディープインパクト以前の衝撃の末脚の物語でした。

 そのレース映像はYouTubeなどで、<根岸ステークス ブロードアピール>等入れて検索していただけると観ることができます。ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?

 

近年イチの名勝負。これぞザ・競馬!な 2020年 ジャパンカップ スタートの瞬間。


文と写真:コージー中嶋