■「魚市場」という名前のレストラン『ラ・ロンハ』に集合!

 

 9時前にラ・ロンハに到着すると、野外席にWOMEXの仲間たちがすでに集まっていた。ドイツ、インドフランス、ブラジル、コロンビアからの音楽フェスの主催者、アーティスト、マネージメント会社、そして僕のようなラジオDJも。世界のどこかのフェス会場で会ったことのある友人もいれば、メールやスカイプなどで何度か連絡を取り合っていながら、顔をあわせるのは初めての知人もいた。地元の白ワインがテーブルに行き渡ると、話が弾みすぎて料理の注文が一向にまとまらないので、僕が代表して料理を頼むことにした。

 

ラ・ロンハの店内の水槽には大きなロブスターが泳いでいた。もしかして意外と安いのかも?

喉が詰まるほど辛くてフレッシュな地元産のオリーブオイルに、硫黄臭の強い岩塩をかけただけ。パンに付けると無限に食べられるほど美味い!

ラ・ロンハの野外席でドイツ、フランス、ブラジルの友人たちと再会

 まずは近海で獲れたというエビのグリル。グリルで焼かれ、鮮やかな赤色となった体長20cmほどの大きくて太ったエビを1ダース、大きな平皿に放射状に並べ、真ん中にライムの半切りを置き、鮮やかな緑色のソースを回しかけてある。このソースが緑のモホスだな。香菜とイタリアンパセリ、青唐辛子、にんにく、酢、オリーブオイルをフードプロセッサーで回しただけのシンプルな酸っぱ辛いソースだが、プリプリのエビの身とたっぷり詰まった濃厚なエビの味噌によく合う!

 続いてはムール貝のワイン蒸し。これも素朴だが、ムール貝はプクプクと太っていて、イタリアンパセリの苦味が効いている。

 それから魚介のパエリアも美味い! カナリア諸島はスペインの領土なので、当然パエリアもポピュラーだ。具材は中サイズのエビとムール貝、アサリ、赤貝。三種類の貝の出汁が良い仕事をしている! お米料理の種類が多いのもアフリカやラテンアメリカからの影響だろう。

 

海老のグリルに緑のモホスをかけて。日本のブラックタイガーエビの大サイズを太らせた大きさ。しかもこんなに鮮やかな赤色!

大きなムール貝のワイン蒸し。シンプルながら美味し!

魚介のパエリア。こちらは最小の2人サイズなのにすごい量!