■旬の山椒若葉と筍で日本食

 アフリカ料理は作れないのだけど、レシピなしの記事が続くのは寂しいので、この連載で初めての日本料理を紹介しよう。ちょうど今が旬の食材、山椒若葉、筍に、和牛と日光の揚巻湯波を使った醤油煮。ご存じのとおり、僕は普段は日本食をあまり食べないのだが、この料理だけは特別。山椒若葉、特に山間部産のものを手に入れた時は繰り返し何度でもこの料理を作ってしまう。筍も今が旬。茹でてあるものを買うよりも圧力鍋を使って一から茹でるのが大好きなのだ。
 揚巻湯波は日光名産で、入手は簡単ではないが、独特のミルフイユのような食感と、豆腐を濃くしたような味がたまらない。なんとか手に入れて作って欲しい!

 

■山椒若葉、筍、和牛、山椒若葉、揚巻湯波の醤油煮


【材料:作りやすい分量】
和牛切り落とし:300g
筍(下ごしらえしたもの):300g
山椒若葉:80~100g
揚巻湯波:100g
ごま油:大さじ1
鷹の爪:1~2本
醤油:大さじ4
みりん:大さじ4
砂糖:大さじ2
だし汁:300cc

【作り方】
1.筍は穂先は縦に5mm幅に切る。根元の太い部分は横方向に5mm幅に切り、更に食べやすい大きさにいちょう切り。
2.大きな鍋にごま油を熱し、種とへたを取った鷹の爪、和牛切り落としを入れ、和牛が焦げ付かないようにかき混ぜてから、筍と揚巻湯波を加え、炒める。
3.全体に油が回ったら、醤油、みりん、砂糖、だし汁を加え、混ぜ合わせ、弱火で10分、味が馴染むまで煮る。
4.山椒若葉の4/3を加え、よく混ぜ合わせ、更に5分煮る。
5.お皿に盛り付け、残りの山椒若葉で飾る。

 

山椒若葉、筍、和牛、山椒若葉、揚巻湯波の醤油煮。日本の春の山の恵みをいただきます!

 

コートジボワール編、次回に続きます)

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