その晩は、ホテルで用意された和洋のフルコース。気合のこもった料理とおもてなしの心に溢れたサービスでした。
 翌日は、早目にホテルをチェックアウトし、島原から再び熊本へ。市内から遠く離れた場所まで車ででかけて鶏料理をいただこうというもの。1時間も車を走らせるとところどころ紅葉した山の中で、人の姿も車もほとんど見当たりません。
 車のナビで目的地周辺になると、突然、車が広い駐車場に所狭しと並んでいるではありませんか。店の名前は「山ろく」11時営業開始で、11時半に着いたというのにほぼ1時間待ちです。
 天気が良いのと6人組なので、待ち時間が気になりませんでしたが、人の多さにはびっくりです。ベンチに座っていると、ばったり東京の「タイユバン・ロブション」のシェフだった檀崎さんと出合いました。熊本に用事できていて、レンタカーを借りて一人で食べに来たとのこと。お互い、熊本の山奥での遭遇にびっくりでした。
 名前を呼ばれて席に着くと、店内は大広間で、各席に囲炉裏が切ってあり、煙がもうもうと立っています。炭火で鮮度の高い地鶏を焼いて食べます。塩焼き、タレ焼きを存分に食べましたが、一番驚いたのが「ぼんじり」。どこで食べても脂肪の塊と思っていたのが、脂っ気は少なく筋肉質で味があることでした。

 

地鶏のタレ
地鶏炭火焼き
「タイユバン・ロブション」のシェフだった檀崎さんと

 

   まだまだ食べてみないと知らないものがいっぱいあるのですね。友達を誘ってまた来たいと思いましたが、次はいつのことになるのでしょうか?

 熊本までは飛行機でひとっ飛びですが、熊本から「山ろく」が遠い旅です。
 帰りの飛行機の便まで時間があったので、空港までの途中、宮本武蔵が「五輪の書」をまとめたと言われる霊巖洞へ立ち寄りました。ひとり瞑想にふけるにふさわしい場所にありました。

 

宮本武蔵ゆかりの霊巖洞

次回は、「福井・金沢」です。

 

「ペシコ」
住所/長崎県島原市新馬場町223-1
問い合わせ(完全予約制)/0957-73-9014
https://pesceco.com

 

「菅乃屋」
住所/熊本県熊本市中央区下通り1丁目9-10 TM21ビル BF
問い合わせ/0120-413-618
https://service.suganoya.com

 

「ろばたやき 山ろく」
住所/熊本県山鹿市鹿北町椎持3264
問い合わせ/0968-32-2245
https://www.robatayaki-sanroku.com