成田空港からANAで仙台空港へ


東京から石巻へのアクセスは、新幹線で仙台駅まで行き、そこからJR仙石線で石巻というルートが一般的。しかし、なにしろ飛行機が好きなもので、飛行機で行ける限りは飛行機を利用するのが我が旅の流儀。石巻へは新幹線ではなく、成田空港から仙台空港まで飛行機を使い、仙台駅を経由して訪れることにする。成田空港は国際線のイメージだが、国内線もあり1日の発着数は160を超える。「成田-仙台」間は、ANAが1日2便就航していた。生涯搭乗数は400回を超えるが、仙台空港は今回初めて利用することになる。

 

■成田ー仙台 ANA3231便

 

成田空港へのアクセスは、JR成田エクスプレス、京成スカイライナー、在来線もあるが、東京駅から直通高速バスによる「THEアクセス成田」の使い勝手がいい。本数が多く予約いらず、ゆったりシートでトイレ付き、運賃は1000円ジャスト。1時間30分で第1ターミナルに到着する。バスが到着するのは4階の国際線出発ロビー。国内線出発ロビーは1階なので注意が必要だ。

搭乗口までは10分以上かかる。スタバでコーヒーを買って、薄暗い長い通路をひたすら歩く。しばらくしてANAカウンターがあり、左手にある喫煙所で搭乗前に最後の一服。搭乗口周辺には喫煙所はない。

 

搭乗は飛行機までバスで移動する。使用機材はボンバルディア DHC8-Q400。74席あまり、ANA唯一のプロペラ機。ゲートではなく地上から直接タラップをあがり機内に入る。プロペラ機って旅の高揚感が増す。飛行時間は1時間弱。WiFiは使えない機種なので、プロペラが旋回する音を聞きながら外の景色をゆっくり眺めることができる。

 

 

仙台空港に到着。北の玄関口であり大きな国際空港だ。国内線は新千歳、伊丹、関空、福岡神戸名古屋広島、小松、熊本那覇、出雲、久米島、種子島と実に多くの都市に定期就航している。乗り換えの時間があったのでゆっくり空港内を散策。宮城県の特産物やお土産が豊富にある。日本酒の「一ノ蔵」の直売店もあり、利き酒もできる。

空港からはJR仙台空港アクセス線快速で仙台駅に、そこからJR仙石線に乗って石巻駅へ。

参考までに東京を7:30に出発したとすると、

【飛行機の場合】

東京7:30—8:50成田空港9:45—10:45仙台空港11:27—11:44仙台駅12:17—石巻13:15

【新幹線の場合】

東京7:30-9:14仙台9:24-石巻10:16

その差3時間あまり。こんなのんびりな旅があっても、いいじゃない(笑)

 

■「たこ焼き くるるん」 石巻焼きそば @石巻市/鋳銭場

さて、石巻といえば「石巻焼きそば」。B級グルメとして存在は知っているが食べたことはない。さっそく本場の味を食べ歩きだ。まずは駅前のたこ焼き&石巻焼きそば専門店の「くるるん」へお邪魔する。

店主に石巻焼きそばについて聞いてみる。「石巻焼きそば」とは、昔ながらのせいろで二度蒸しした石巻地域独自の茶色い焼そばを使用し、魚介の出汁で蒸し焼きにした焼きそばのこと。麺は石巻の製麺所「島金商店」を使っているという。最近は二度蒸しをしてない普通の中華麺を使うお店もあるが、本物の麺を使わないと、石巻焼きそば本来の旨さは出せないとのことだ。

メニューには石巻焼きそば、塩味、旨だしと数種類あり、デフォの「石巻焼きそば」(550円)を注文する。焼きそばを焼く、いい匂いが店内を漂う。5分ほどで提供される。注文してからわかったが、こちらの「石巻焼きそば」は、出汁とウスターソースを使っているとのこと。出汁だけの焼きそばではないようだ。

 

見た目は普通の焼きそばだが食べてみると違いがわかる。ソースの味が全面に主張するのでなく、麺には出汁の旨みとほんのりウスターソースの酸味と甘みが口に広がる。麺は独特で食感はふんわりしているが、モチモチ感があり歯ごたえもある。目玉焼きを崩して黄身を麺と絡めると好相性で、とろりとしてコクが出てクセになる旨さだ。

 

おいしかったです。ごちそうさま。

 

「たこ焼 くるるん」/宮城県石巻市鋳銭場3-13