トルコの朝食、僕のNo.1はこの宿に決定!

 午前中なのに強すぎる日光をなんとか遮断して、写真撮影を済ませる。これまでトルコ各地で無数の宿に泊まり、自慢の朝食をいただいてきたが、プレゼンテーションからしても、この宿の朝食がナンバーワンかもしれない。

 そしていよいよ朝食を口にすると、美味い! 美味すぎる! 野菜サラダもチーズもジャムもアジューカも、ほぼ全てが大量生産品ではなく手作りの地元産、もしくはトルコ各地からの名産品ではないか! 別に宿のシェフが特別な腕の持ち主というわけではない。近くの青空市場の信用のおける屋台やお店から美味しいものを厳選して買ってきて、毎朝手間を惜しまずに小皿に一人分ずつ盛り付け、並べているだけだ。なのに、この宿の朝食はなぜこれほど美しく宿と風景に調和しているのだろうか? Booking.com10点満点に嘘はない! 

 チャイをちびちび飲みながら、一つ一つの味を噛み締めていると、不思議なことにチャイが全く減っていないのに気がついた。グラスの半分ほどチャイを飲むと、ウェイターがささっと近づき、後ろから淹れたてのチャイを次々と継ぎ足していてくれたのだ。おかげで9時前にテーブルについても、なかなか立ち上がることが出来ず、気づくと正午過ぎまで朝食の席にいた。

 30年にわたり、30回以上もトルコに通い、延べ一年間も滞在してきた僕のNo.1トルコ朝食はこの宿に決定だ!

 さて、アラチャトゥのエーゲ海料理編しばらく続きます!

 

この宿、停まってる車の色も含めて素晴らしい。

(次回に続く)

【次回】「トルコ・エーゲ海地方アラチャトゥの旅〈2〉」

野外市場ってワクワクするなあ! レストラン『ファヴァ』でメゼとサラダを堪能!

 

*『美味すぎる!世界グルメ巡礼』好評発売中!!

 この連載の一部をまとめた単行本『美味すぎる! 世界グルメ巡礼』が好評発売中です。世界各地の旅先で出合った、「美味すぎる!」グルメ紀行。旅先で食べた美味いもの、何度でも訪れて食べたいものを、テキストと写真でたっぷり紹介しています。日本の家庭で再現できるレシピも多数収録した1冊。ぜひお手に取ってみてください!!

美味すぎる!世界グルメ巡礼
美味すぎる!世界グルメ巡礼

音楽ライター、DJ、ラジオパーソナリティー、講師、中東料理研究家として活躍中の著者が、世界各地の旅先で出合った絶品グルメを写真とともに紹介。
南インドでミールスや蟹を食べまくり、デリーのインドNo.1レストランでフュージョンインド料理を堪能。グルメパラダイスのシンガポールで食い倒れ、マレーシアの麺料理ラクサを求めて彷徨う。イスラエルでは大家族のホームパーティーに招かれ、ギリシャの島ではタコ料理に舌鼓を打ち、ポーランドで伝統料理とウオッカを味わう――。
家で作れる世界各国の料理レシピも収録。

*紀行エッセイガイド好評発売中!!

 
イスタンブルで朝食を オリエントグルメ旅 おいしい中東 オリエントグルメ旅