文・写真/サラーム海上

 

 2021年11月30日、イスラエルでの一週間の取材を終え帰路に着いた僕は、フランクフルトでの乗り換え時に、イスラエルで取得したPCR検査陰性結果証明書に日本入国のための記載項目漏れがあることが発覚し、羽田行きの便に乗ることが許可されず、同日の夜出発の便に振替になった。

 そこでドイツにいったん入国し、空港のPCR検査場で再度検査を受け、日本向けの陰性証明書を手に入れた。午後は急遽連絡したフランクフルトの友人宅を訪れ、旧交を温めた後、夜8時45分発の羽田行きの便に無事乗りこめた。

11月30日午後7時、午前中に続いて再訪したフランクフルト空港のラウンジで出発前にシャワーを浴びる。次に浴びれるのはいつになるだろう?

■テルアビブのホテルを出発して32時間、羽田空港へようやく到着

 エコノミークラスは空いていたため、横一列の3席を独占し、横になってぐっすり寝ることが出来た。11時間の飛行の後、12月1日午後4時前に羽田空港に帰着した。テルアビブのホテルを出たのが11月30日の午前1時30分、日本時間にして同日の午前8時30分だったので、ここまでで32時間が経っていた。

11月30日午後8時半。振り替えられた羽田便に乗り込む。空いていて、横一列三席を一人で使えた
12月1日午後3時45分、眼下に東京東部、正面に富士山。日本に帰ってきた!ドイツでの半日のロスで既に疲れが溜まっていた

 日本政府は12月1日以降、イスラエルやイギリスなど、オミクロン株感染者が早期に発見された国からの帰国者の検疫措置を厳格化した。帰国したのはまさにその当日だった。僕の目の前には検疫所が確保する宿泊施設で6日間の待機と、その後自宅での8日の自主隔離が待っていた。

12月1日午後4時15分、羽田空港に到着し、140番台ゲート全体を使った検疫手続きの開始。前月のポルトガル帰国時と比べてかなり帰国者が多い
右手には黄緑色のカード。あ、A4のペラ紙を沢山渡されるので、A4サイズのクリアフォルダーは必需品です!
前月には存在しなかったオミクロン株指定国の立て看板。イスラエルは6日間のペナルティ確定!