イタリア最大のクリスマス・マーケット

 

 ドゥオーモ広場に着くと、一角にクリスマス・マーケットを目当てにやってきたツーリストのためのインフォメーションスタンドが用意されていた。ボルツァーノと並び、『イタリア最大のクリスマス・マーケット』と謳われるトレントには、この時期、イタリアはもちろんのことヨーロッパ各地からも家族連れやカップルのツーリストが押し寄せてくるのだそうだ。初めてこの地を訪れる人たちが迷子にならないよう、旧市街の随所に「クリスマス・スポット・マップ」が設置されていた。マップを見ると、『Mercatino di Natale(メルカティーノ・ディ・ナターレ)=クリスマス・マーケット』があるのはフィエラ広場とバッティスティ広場。案内のお姉さんによると、一番大きい会場はフィエラ広場とのことだったので、まずはそちらを見に行くことにした。

 

 ドゥオーモ広場の脇道にあたるヴィジリオ通りからマッツィーニ通りを通り、中世時代の城壁を越えてフィエラ広場に着いた。会場入り口には大きなツリーが飾られ、色とりどりのギフト商品や地元の特産食材、クリスマス飾りなどを売る屋台がぎっしりと軒を連ねている。この光景を見ただけで、一気にテンションが跳ね上がった。平日の午前中だというのに早くも大混雑している広場の中へ、私も突進していった。

 

 
 
ドゥオーモ広場のインフォメーション・ポイントに設置されたトレントの「クリスマス・スポット・マップ」(上)。旧市街のクリスマス・スポットを巡るトレニーノ(ミニ機関車)は老若男女に大人気(中上)。中世時代の城壁を超えるとフィエラ広場に出る(中下)。広場中央に置かれたツリーを取り囲むように60を超える屋台が軒を連ねている(下)
トレンティーノの特産食材からギフト用品まで、クリスマス・ムードを盛り上げる露店がひしめくマーケット(上)。チロル風のモチーフが可愛い手作りのスリッパやアクセサリーはプレゼントに最適(中上)。地元の職人さんによる木彫りのプレゼピオ実演販売も見られる(中下)。自然の素材を使ったデコレーション用品もたくさん売られていた(下)