銀座の商業施設にある本格フレンチに舌鼓

 恵比寿の「ビストロ 間」が、装いを新たに銀座でオープン。銀座の商業施設で本格フレンチが食べられると話題を呼んでいる。

 そしてキャンバスをイメージしてつくる山本英男シェフの料理がその価値をより高めている。

 例えば、ある日のメイン料理。夜の山をイメージし、ポルチーニのペーストでつくられたキノコや土に見立てたココアのシュトレーゼルを配す。中心には猪のロース肉が鎮座。厚みがあって噛み応え抜群だ。

 鳥取から仕入れた猪肉は、現地で評判の解体処理者がさばく。

「血生臭くなくてジューシー。何もいわずに出すと牛と間違われるほど、ポテンシャルが高いです」

 と、シェフも絶賛。最高の食材とアーティスティックな技が生むひと皿。これぞ真の“美”味である。

 

「夜の山」

三日月の下に佇む骨付きロース肉の猪を囲むのは、 細いパスタ・ガタイクでつくられた枝やペコロスの丸太。その世界観に見惚れる、コースのメイン料理。
ワインは 赤・白・スパークリング合わせ て400 本。すべてフランス産 だ。猪肉に合わせるなら’95 ボー・セジュール・ベコ(左)、’00シャトーヌ フ・デュ・パプ(右)を。価格は時期によっ て変動あり。
シェフの山本英男さん。
白を基調とした店内。有田焼の職人が手掛けた小プレートは森をイメージ。