写真と文/シマネコキネマ 

 

  去った年末年始、琉球弧の南端である台湾南部のまちを、「ねこ」と「アート」をテーマに歩いてみた。

   まずは、台湾で3番目に大きな都市である高雄へ。あまり前情報は入れずに、近ごろ話題のアートスポットを巡ってみると、そこには必ず台湾島と、猫愛溢れるねこアートとの出会いが待っていた。

 

今回の台湾旅で最初に出会った黒猫。ちなみに台湾で猫の鳴き声は喵喵(ミャオミャオ)
高雄苓雅國際街頭藝術節(苓雅国際ストリートアートフェスティバル)の一角ではサビ猫に出会った


高雄出身の台湾人アーティスト、楊惟竹さんの壁画アートにも猫が。インスタ映えスポットとして観光客に大人気だ

 高雄の港湾区に広がる「駁二藝術特區」(駁二アートセンター)は、日本統治時代のサトウキビ倉庫群跡地にアート作品や映画館、飲食店、クラフトマーケットなどが集まっている話題のエリア。

 古い町並と現代アート作品が交差する風景の中で、台湾島猫たちは暮らしていた。

 中には、ねこをモチーフにしたオリジナル文具などを販売している雑貨屋もあり、店内にはTNRの説明付きで募金箱も置かれていた。島や国が変わっても、都市部における野良猫問題は変わらずに存在しているのだと思った。

 

新しいものと古いものが混じり合う駁二藝術特區。野良猫たちの餌場がいくつか見受けられた
2019年元旦、縁起の良い赤壁の前で出会った黒猫さん

餌場が設置されているお店の前で、朝食の時間を待つ面々
高雄の街中のマンホールでねこアートを発見

民家の玄関前でくつろぐ。やはり、どこか沖縄に通じる空気感がある