なにしろラーメンが好きなもので。
わざわざ飛行機に乗って、ラーメンを食べに行ってきます。

 

福岡への旅は2017年博多、19年小倉に引き続き3度目、麺の旅トータルでは50都市目となる。
2022年1月12日、早朝6:25羽田発、福岡行き。
早朝便、料金は安いがリスクを伴い、自宅を4:10に出発し「始発」に乗らないと乗り遅れてしまう。この便は国際線機材仕様(772)なのでクラスJ席は最新国際線ビジネスクラスのフルフラットシート。当日空席があれば1,000円で普通席からアップグレードできるが、福岡や沖縄など長距離便は超人気のため予約で満席、当日はほぼ不可能。モノレールに乗り換え車内で期待せず確認すると空席が5席もある。しかし5:52羽田空港駅に着くと残りはわずか1席。ダメもとで足早に自動チェックインカウンターに向かう。幸運にもアップグレード!
JALラウンジでビールの時間はなく、検査場を通りそのまま搭乗ゲートに向かい搭乗する。個室のようなプライベート空間、フルフラットシートにして映画を観ながら快適な2時間。海外旅行気分、空の旅を存分に楽しむ。8:25福岡到着。

 

福岡空港は日本で最も利便性がいい。地下鉄で博多駅へはわずか6分。天神など中心街にも15分もあれば到着する。福岡は朝早くから営業しているラーメン屋はなく、空港内の「タリーズ」でゆったりモーニングコーヒー。10時過ぎに空港から地下鉄で博多駅、西鉄バスに乗り換え西鉄平尾駅の次の山荘通で降車。歩いて5、6分で「ニシムラ麺」に到着。

 


■「ニシムラ麺」福岡/平尾

 

住宅街にあり暖簾が掛かってなければ見落としそう。そこは古民家を改装したミシュラン福岡2019で一ツ星を獲得したフュージョンレストラン「Nishimura Takahito la Cuisine creativite」。2020年4月よりランチ限定の「ニシムラ麺」をオープン。店内に入ると木の温もりを感じるインテリア、オープンキッチンでゆったりとした空間。
テーブル席に案内され「ニラのクリア塩ラー麺」(900円)と「炊きたてご飯(中)」を注文する。

 

 

庭を眺めながら温かいほうじ茶をいただき、待つこと7、8分ほど、アルミのお盆にのせられたラーメンが提供される。美しい器に透明感あふれるスープ、麺が泳ぎ、大ぶりのチャーシュー2枚、ネギ、ニラのペースト、バケットがトッピングされ、見たことのないきれいな麺姿。
オイル感のいい熱々のスープをひと口いただく。ああ、旨い! メニューに「厳選素材とインスピレーションで」と書かれたスープは、僕の脳と舌が感じたことのない旨みで驚く。鶏ベース?に野菜旨みを抽出したブイヨン・ド・レギューム?と塩の持つ旨みと甘みでしょうか。只々旨い。(スープの正体わかりません)。

 

麺は小麦香る、ツルモチの全粒粉麺はスープに合うよう福岡の老舗、製麺屋慶史へオーダーしたというオリジナル麺。スープとの絡み具合がよく食感も絶妙だ。
食べすすめると、ふわっとニラの香りが鼻をくすぐる。ニラのペーストがスープに溶け出し、徐々に淡いグリーン色になる。このスープが、また旨い。スープに浸ったバケットも好相性、低温調理されたチャーシューも素晴らしく、いいころ合いで炊きたてのご飯が提供される。

 

お米は新潟コシヒカリ。まず、ご飯だけをひと口。別添のニシムラの豚(リュエット)をのせ、もうひと口。最後はパルメザンチーズとスープをたっぷりかけイタリアンなリゾットになる。お米が3度も楽しめる。