「鬼は~ソトッ! 福は~ウチッ!」

 

 毎年、節分の日になると、どこからともなく子供たちの元気な掛け声が聞こえてきます。

 家族で豆まきをする場合は、とりわけお父さんが鬼役で、それを小さな子供たちが追いかけ回すというスタイルでしょうか。

 その周囲ではお爺さんやお婆さんが孫たちに手を叩きながら「それいけやれいけ」と囃し立て、それをお母さんが優しい笑顔で見守っている……。これが日本の典型的な節分の風景といえるでしょう。

 しかし、もしここに「ガチの鬼」が乱入してきたらどうなるでしょう。

 孫たちは泣き叫び、旦那衆は泡を吹き、人妻たちは金切声を上げながら、みだりに発情してしまうに違いありません。こと爺様と婆様に至っては腰を抜かすか念仏を唱えるしか、もはやなすすべはないでしょう。

 そんな激ヤバな「鬼」ですが「ガチで鬼がいた」といわれる本当にヤバい場所が、こともあろうにこの日本国内にあるのです。

 それが京都府の北西部に位置する福知山市。

 なんでも同市では平安中期に酒呑童子なる鬼の大将が、手下を率いて夜な夜な乱暴や略奪を繰り返していたのだとか。もう名前からしてダメオヤジのお手本みたいな鬼ですが、これを成敗しようと立ち上がったのが「源頼光」という屈強な武将と彼の家来たち。わかりやすく例えるならば、今をときめく『鬼滅の刃』の鬼殺隊です。

 結局薬局、元祖鬼殺隊である頼光一行はしっかり鬼どもを退治して都に平和を取り戻すのですが、その武勇伝は『大江山鬼伝説』として現在まで大切に同市で語り継がれているのです。

 つまり、節分の最中にガチで鬼が出てきたら、我々市民は福知山市役所に「どうしたらいいのか」問い合わせればいいわけです。

 で、実はその福知山市が昨年『大江山鬼伝説』をより多くの人々に知ってもらおうと、アニメ化して
YouTubeで配信し始めたのですが、これが鬼よりも激ヤバ!

 そもそも設定からしてかなり「様子がおかしい」のです。

 なんとこの物語、現代を生きるごくごく平凡な童貞っぽいサラリーマンが平安中期の福知山市にタイムスリップして源頼光に転生するところから始まります。

 

 物語は各15秒の動画で全24話という一大スペクタクル。さらに動画はすべて「予告編」という形で繋がっており、一度見始めたら我が家の「鬼嫁」が出てきてもスルーするほどの面白さ! しかも福知山の行政が鬼にでも乗っ取られたかと錯覚するほど鬼たちがフレンドリーに描かれています。

 そうかと思えば今度は「ガチの歴史学者」である小和田哲男先生が出てきて頼光率いる「元祖鬼殺隊」をきっちりと解説。

 極め付けは、あの『鬼滅の刃』で宇髄天元役を務める大人気声優・小西克幸氏が声の出演をし、奇跡の両声類として話題の奇跡氏が酒呑童子をはじめ「一人14役」の凄技を披露してくれているところ。行政にここまで振り切った激アツ動画を作られると、たとえ鬼でも黙って拝聴するしかありません。

 百聞は一見にしかず。まずはこの動画をご自身の目で確かめてみてください。

 

いきなりラップが流れます
とにかく面白い場面しかない 笑!
源頼光役の大人気声優・小西克幸氏と酒呑童子含めなんと14役を演じた奇跡氏

ここまで振り切る!? 見たら誰かに教えたくなる! 

 WEB動画『転生したら鬼退治を命じられました』はこちら!

https://www.youtube.com/watch?v=VfMvHK3vL3o