日本だけでなく、世界にも様々な横丁がある。表通りから少し逸れた道に入ると並ぶ小さな看板の数々。怪しいネオン、バックパッカーが集まるバー通り。その空気に惹きつけられるかのように、今日も世界のどこかの横丁で呑んだくれる女が1人……。これは、元底辺キャバ嬢カワノアユミが織りなす横丁探訪記である。。

 

■タイの横丁メシを食らう
 横丁巡りにおいて美味い酒はもちろんのことだが、その場所でしか味わえない料理がある。日本の横丁でも様々なグルメをご紹介したが、海外となるとまた違った楽しみがあるだろう。年末年始に訪れたタイで食べた横丁メシ。コロナ禍で閉まっている店もあったが、一部を紹介したいと思う。

 

■ビールに合う料理がいっぱい! パタヤ横丁メシ

 バンコクの東南約165キロに位置するパタヤは、タイの中でも長い歴史をもつビーチリゾート。食事といえば、海を見ながらシーフードを食べるのが定番中の定番。中でも、ホーイ・クレーンという赤貝を茹でたものをナムチムという酸味のある辛いタレにつけてシンハービールとチビチビやるのが私のお気に入り。パタヤの横丁メシは味付けが濃いのでビールによく合う。

 

 ジョムティエンビーチにあるロムポー市場。夜になると屋台街になり、コロナ禍前はたくさんの屋台がひしめき合う人気スポットだった。だが、今は店も席も一定の距離をとっていて少し寂しい雰囲気に。少しつまむつもりでクンカティアム(海老のガーリック炒め)とパップンファイデーン(空芯菜炒め)を頼んだが、ライスが2つもついてきてしまった。タイではおかずを注文すると必ずライスがセットになっている。いらない場合は「マイペンライ カーオ(ライスは結構です)」と言うとよいだろう。