文/編集部 写真/櫻井寛

 

 「峠の鶏もも弁当」は、JR北陸新幹線、しなの鉄道の軽井沢駅の駅弁です。以前は横川駅でも販売されていたらしいのですが、現在は、駅での販売は軽井沢駅のみとなりました。

 軽井沢と言えば、言わずと知れた日本を代表する避暑地であり観光地であり高級な別荘地。その軽井沢で販売されている駅弁が、この「峠の鶏もも弁当」です。期待が持てます。

 入っているのは昔ながらの経木の弁当箱。なんとなく温かみと旅の風情を感じさせます。中身は、若鶏の骨付きもも揚げ、鶏もつ焼き、利尻昆布佃煮、下仁田蒟蒻の煮つけ、栗きんとん、漬物。そして俵型のコシヒカリのご飯。この「若鶏の骨付きもも揚げ」というのが、なんとも豪快でワイルド。和風なお弁当の中でひと際異彩を放ちますが、これもまた一興。鳥もも肉のやわらかさと旨みを存分に堪能でき、そのボリュームで満腹感に包まれます。育ち盛りのお子さんや若者だって満足です。なんとこれでお値段は900円(税込)。本サイトで「さっほーの日本全国駅弁の旅」を連載中のAKB48岩立沙穂さんも絶賛(頁参照)!

 有名な横川の「峠の釜めし」といい、荻野屋さんは鶏を使った駅弁づくりにこだわりが感じられ、まさに鶏駅弁のマエストロといっても過言ではないでしょう。

 

[弁当名]「峠の鶏もも弁当」[Toge no Torimomo Bento]
[会社名]  荻野屋 [Oginoya]
[駅 名]  軽井沢  [Station: KARUIZAWA]
[路線名]  しなの鉄道、北陸新幹線 (JR東日本)[SHINANO RAILWAY、HOKURIKUSHINKANSEN-Line, JR-EAST)]



信越本線横川駅の駅弁だったが、信越本線の横川〜軽井沢間が廃止された現在では軽井沢駅のみで販売。昔ながらの経木の弁当箱の半分は俵形ご飯。一方には、若鶏の骨付きもも肉を中心に鶏モツとコンニャクの煮物、煮昆布、生野菜、漬物、栗きんとんなど盛りだくさん。調味料にマヨネーズと食塩付き。「峠の釜めし」と比較しても、味、ボリュームとも優とも劣らない逸品駅弁。
「にっぽん全国100駅弁」(櫻井寛)より

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