子供が大きくなってくると、親子水入らずの旅行が楽しめる。家族なので気を使わず、気楽に楽しみたいものだが、若くてシャキシャキ歩く娘についていくのがやっと、なんてことにもなりかねない。

 それは女性の心と体の問題をクローズアップしているWEBメディア『健タメ!』のこんな記事からもうかがえる。

 

『事務職の沙織さん(48歳)の楽しみは、愛娘とのお出かけだ。繁忙期はなかなか外出もままならないが、ようやく仕事の合間にお出かけできることになった。
 座りっぱなしで事務作業を続けてきた沙織さんには悩みがあった。それは冷え性。足先の冷えが腰まで伝わり、朝起きたときなどは体全体が動かないこともある。
 愛娘と出かけたこの日も、冷えに襲われ足腰が痛み出した。重い足をひきずるように歩いていると、娘がひとこと。「お母さん、恥ずかしいからその"老人歩き"やめてよ」
 ショーウィンドウに映る自分の姿は、腰の曲がった老婆そのもの! まだ40代なのに……』

(『健タメ!』より https://kentame.com/archives/7118 )

 冷え性に悩む女性は多いが、歩き方にまで影響が出るとなるとかなり深刻だ。「沙織さん」にいったいナニが起きたのであろうか。

 そこで当サイトは『健タメ!』の編集部にお願いし、沙織さんの症状を分析すべく薬剤師である二瀬偉志先生にお話を聞いた。

 

「冷え性は貧血気味の方、低血圧気味の方に多く見られます。実は、こうした体質的なものの他に女性ホルモンの急激な減少が原因になっていることがあります。
 沙織さんはちょうど更年期にあたる年齢です。ホルモンバランスの乱れが自律神経に影響を与え、血液が滞ることで冷えの症状が悪化しているのかもしれません。
 座りっぱなしの事務作業は体を動かさないので筋肉も衰えがち。全身の筋肉の約7割が脚に集中しているので、スクワットなどの筋トレで脚を鍛えるのが有効です。筋肉には熱を生み出す働きがあります。
 寒い日に外出するときは、サーモタイプのインナー等を上手に使って体を冷やさない工夫をしましょう」

 

 筋トレで筋肉が増えれば体が冷えるのを防いでくれそうだ。でも、筋肉がつくまでには時間がかかる。もっと、簡単に体が温まるのを実感できる方法はないものだろうか。

 

「冷え症状の改善には、体を温めるのを手助けしてくれる漢方薬の服用もオススメです。ストレスによる自律神経の乱れや血の巡りを改善することでの根本治療を得意としています。
 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)には、冷えによって起こる肩こり、腰痛、頭痛などの改善例もあります。この他にも、血の巡りをよくして水分代謝を整え、体を温める効果のある当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)などが良いと思いますよ」(二瀬偉志先生)

 

 沙織さんが冷え性を改善し、若々しい姿で娘さんとお出かけできる日はくるだろうか。冷え性に悩んでいる方は、一度漢方薬を試してみてはいかがだろう。

 

 漢方薬を選ぶときに重要なのは、その人の状態や体質に合っているか、ということ。うまく合っていないと、場合によっては副作用が生じることも。
 どの漢方薬が自分に合うのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめ。「あんしん漢方」(https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zc6kura0056)などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいだろう。


取材&記事:TABILISTA編集部/「健タメ!」