美味しそうな焼き魚(上)とカキフライ(下)だが…

 旅の楽しみといえば何といっても食事! その土地でしか味わえない美味やちょっと贅沢な料理など、旅先でいただく食事は特別なものだ。上の写真は、東北地方を旅した時に、地元の居酒屋で注文したカキフライ。もうメチャクチャ美味しかったのだが、残念ながらすべて食べきることができなかった。土地の名産だけに生ガキにもトライし、刺身や焼き魚も注文。勢いづいてカキフライも…。齢50を過ぎた身にはアブラモノはキツかったのだ。老後は旅行三昧で、思う存分食事を楽しみたいという人も多いことだろう。でも、年齢を重ねると食べられる量も減ってしまい、目の前のおいしそうな料理を食べきれず、もどかしい気持ちになることがある。

 

 それは女性の心と体の問題をクローズアップしているWEBメディア『健タメ!』のこんな記事からもうかがえる。

『美代子さん(58歳)の老後の楽しみは、おいしいものをたくさん食べることだった。夫も定年を迎え、自由な時間が増えた美代子さんは、これで思う存分食事を楽しめると意気込んでいた。
 そんな矢先、食事をしていると胃のあたりに痛みを感じるようになってしまった。「これは、定年を迎えて家でブラブラしている夫によるストレスが原因に違いない!」と、美代子さんは決めてかかった。定年後の夫からのストレスで妻が体調を崩しがちだという話を聞いたことがある。
 さっそく、夫ぬきで前から行ってみたかった和風割烹店を予約。ストレスの原因さえなければ、思う存分リラックスして美味しいものでも食べられるはずだ。
 ところが、素敵なお料理を一人で食べている最中に、胃が重苦しくなってコース半ばでギブアップ!
 夫が原因じゃなかったの? 病院にも行ってみたけれど、どこにも異常は見つからなかった。いったいどうすればいいのだろうか』
(『健タメ!』より https://www.kamposupport.com/kentame/archives/8744)

 ストレスで胃が痛くなるというのはよく聞く話だ。しかし、「美代子さん」のケースでは何か別の原因がありそうだ。いったいナニが起きたのであろうか。

 そこで当サイトは『健タメ!』の編集部にお願いし、美代子さんの症状を分析すべく医師である桐田泰江先生にお話を聞いた。

「食べ過ぎや飲み過ぎでもなく、刺激物も摂取していないのに食後に胃が痛くなるのは、消化能力が落ちているせいかもしれません。加齢や自律神経の乱れによって胃の機能は低下します。
 胃の機能を活性化させるには大根を積極的にとるのがよいでしょう。大根にはジアスターゼという消化酵素が含まれています。また、パセリ・ショウガ・シソなどの薬味は胃液の分泌をサポートしてくれます。
 運動不足は食欲減退につながるので適度なエクササイズを取り入れるとよいでしょう。ウォーキング、ジョギング、スクワットなどを行うと内臓を支える筋肉が鍛えられ、消化不良や便秘が起きにくくなりますよ」

 なるほど、胃の機能が低下しているのなら、コース料理を食べきれなかったのにも納得ができる。衰えてしまった消化機能を少しでも早く回復するために、他にできることはないのだろうか?

「根本的な改善を目的とするのであれば漢方薬の服用もオススメです。
 平胃散(ヘイイサン)は食後に胃もたれや胸焼けのある方の消化をサポートし、胃の働きを良くしてくれます。六君子湯(リックンシトウ)はストレスによる胃の痛みの改善に役立ちますよ」(桐田泰江先生)

 美代子さんが食事を思う存分楽しめる日は来るのだろうか。食後に胃が痛くなるという方は、一度漢方医に相談してみるのがオススメだ。

 

取材&記事:TABILISTA編集部/
「健タメ!」 
https://www.kamposupport.com/kentame/archives/8744

 漢方薬を選ぶときに重要なのは、その人の状態や体質に合っているか、ということ。うまく合っていないと、場合によっては副作用が生じることも。

 どの漢方薬が自分に合うのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめ。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいだろう。
https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zc6kura0056


取材&記事:TABILISTA編集部/
「健タメ!」 
https://www.kamposupport.com/kentame/archives/8744